小夜の中山を越える [2006/4/30 Sun.]

一帯は牧の原台地と呼ばれ、江戸時代は広大な荒地だったとか。現在は大規模な茶畑が広がっている。折りしも夏も近づく八十八夜、新茶の茶摘シーズン真っ盛り、現代風茶摘を見ることができた。
菊川坂を下ると間の宿・菊川の里だ。
茶畑の間を抜け、歩を進める。
小夜の中山の厳しい上り坂を越え、少し下ると久延寺がある。
境内には有名な「夜泣き石」がある。伝説の石で、日坂へ向かう妊婦が山賊に襲われ殺された。お腹の子は無事救出されたが、母の霊が乗り移った石とともに毎晩泣き続けたため、寺の住職が読経して霊を慰めたと言う。
1600年関が原に向かう家康を山内一豊がお茶を接待した茶亭跡がここだ。今年はNHKの大河ドラマで司馬遼太郎の「功名が辻」が取り上げられ、ブームになっているようで、宣伝のノボリも多く見られる。
寺の先には昔の風情そのままに茶店「扇屋」があり、夜泣き石にちなんだ子育て飴が売られている。
少し下ると、中山の一里塚跡がある。
涼みの松の芭蕉句碑。各所で芭蕉の句碑に出会う。芭蕉の活動には今更ながら驚かされる。
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