坂東第七番札所 「金目山 光明寺」
金目山光明寺は通称「金目観音」と呼ばれ、源頼朝夫人の北条政子が実朝を出産時に安産を祈願した観音様と今でも「お腹籠もりの観音さまとして知名度も高く、今でも「お腹帯」を受ける女性が多いそうだ。
本堂厨子は国の重文に指定され、本堂・仁王像・銅鐘も県の重文と見所も多い。本尊の聖観音像の開帳は60年に一度で次は2034年だとか。先の長い話だ。
御詠歌は「なにごとも いまはかなひの 観世音 二世安楽と たれか祈らむ」
境内に白い彼岸花がひっそりと咲いていた。白い彼岸花があるなんて知らなかった。
横を流れる金目川と観音堂の風景は平塚八景に指定されている。春になると土手の桜と土塀沿いに見える観音堂の景観がマッチし、素晴らしいようだ。
小田急線秦野駅南口1番乗り場から神奈中バス平塚行きで約25分、金目駅で下車、徒歩2分。拝観料は無料。
神奈川県平塚市南金目896
« 坂東第六番札所 「飯上山 長谷寺」 | トップページ | 坂東第五番札所 「飯泉山 勝福寺」 »
「坂東三十三ヶ所観音巡り」カテゴリの記事
- 仕上げは信州の鎌倉「別所温泉・北向観音」(2009.09.20)
- 結願御礼の善光寺参り(2009.09.19)
- 坂東三十三ヶ所観音巡り(INDEX)(2009.05.24)
- 迫力満点の那古船形漁港「茂八寿司」(2009.05.16)
- 坂東第三十三番札所「補陀洛山 那古山」(結願寺)(2009.05.16)
コメント