坂東第二十六番札所 「南明山 清瀧寺」
第二十六番清瀧寺を目指し、筑波山神社入口バス停まで坂を下りてきた。タッチの差で筑波山口までのバスに乗り遅れ、時計は早や2時半を指している。1時間半の遅れは挽回不能。元々の計画では、筑波山口から土浦駅行きのバスで途中まで行き、そこから約1時間歩いて清瀧寺を目指す予定だがこれでは間に合わない。やむなく土産物屋でタクシーを呼んでもらい、タクシーに乗った。予想以上に遠い。約30分タクシー代は5840円と予定外の出費となってしまった。(ショック!)
周囲一体は田園地帯で緩やかな坂道を上ると天保年間に再建されたという古色蒼然とした仁王門が迎えてくれる。仁王門をくぐるとそこでは猫ちゃんがお出迎えだ。慣れているのか逃げる素振は全く見せない。急な石段を上り、本堂に出る。本堂は二度の火災に合い、昭和52年地元の信徒の熱意で再建されたとか。現在も地元老人会の奉仕活動で納経所の運営がされているようだ。参拝料は無料。
このあたりは柿や栗などの果樹園も多く、平安時代に小野小町が東北に旅する途中当地で病に倒れ、亡くなったと言われる小町の里。小町ふれあい広場なども整備され、「関東ふれあいの道」にもなっている。のどかな田園風景の中を、路線バスの高岡バス停まで約1時間早足で歩を進める。バスで約30分足らず、常磐線土浦駅へ着いた頃は周囲も薄暗く、時計は5時を指していた。1時間半のロスは予定外の出費でカバーし何とか2ヶ所回ることが出来たが反省多い一日だ。
茨城県土浦市小野1151
拝観料 無料
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ネコといい、ガマの油売りといい、さすが、さすがのデジイチですね。いや、腕が良いのですか!! 失礼しました。
投稿: dotagutsu | 2008年10月26日 (日) 20時49分
ありがとうございます。どちらもデジイチならではの写真です。デジカメでは無理ですね。しかし、まだまだデジイチは使いこなせません。少しずつ使いこなして行きたいですね。
投稿: dota3 | 2008年10月26日 (日) 23時10分