奥久慈大子・八溝山を登る
お世話になった玉屋旅館を朝8時タクシーで出発し、およそ20分で蛇穴(じゃけち)に到着。八溝嶺神社の大鳥居をくぐり、スタート。すぐ右手には古い祠と自然に同化しかかった石像があった。林道を10分ほど行き、山道へ入る。杉やブナ、ダケカンバなどの原生林の中を一歩ずつ歩を進める。
歩き始めて約1時間で「日輪寺入口」の道標を過ぎ、「旧参道入口」に到着。参道をしばらく進むと谷のせせらぎが聞こえ、日本名水100選の八溝川湧水群へ出た。まずは水量豊富な「金性水」。「八丁坂」と呼ばれる急坂を登りながら、「鉄水」「龍毛水」「白毛水」「銀性水」と辿って行くとほどなく山頂へ到着だ。2時間足らずの行程だ。
茨城県最高峰標高1022mの山頂には、八溝嶺神社と展望台がある。空気が澄んだ日には遠く富士山も見えることがあるとか・・・。天気は秋晴れ・日本晴れの最高の天気であったが、あいにく見ることは出来なかった。しかし360度素晴らしい眺望である。茨城県・栃木県・福島県3県境になり、山頂の標識には福島県棚倉町と記されていた。
山頂から20分ほど一気に下ると目的地「坂東第二十一番札所日輪寺」に到着。玉屋旅館で作ってもらった「しゃも弁当」に舌鼓を打ち、金性水で沸かしたコーヒーを飲んでくつろぐ。(日輪寺詳細は別掲)
紅葉の最盛期には少し早いがこのあたりまで来ると紅葉はかなり進んでいる。
日輪寺からは一気に下山し、約1時間で出発点の大鳥居に到着。気を利かしてくれた運転手は早めに迎えに来てくれ、常陸大子駅前で名物そばにビールで休息をとり、3時38分発の水郡線で常陸大子を後にした。途中、水戸で乗り換え、帰宅7時半。
初めて訪れた常陸大子町だが心温かい玉屋旅館の皆さんやタクシーの運転手さんとの触れ合い、そして温泉、特産品のしゃも鍋、鮎、こんにゃく、そば等他にもりんごや地酒、お茶など正に自然の宝庫「大子町」だ。また機会があれば訪れたいものだ。
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