神頼みの景気回復『神田明神』

１月５日ついに２００９年の初出勤となった。我が社では近くの江戸の総鎮守『神田明神』に幹部が連れ添い「社運隆昌」「商売繁盛」を祈願し、祈祷してもらう新年初詣行事が恒例化している。残念ながらあまりご利益を得てるとも思えないが、今年の見通しを考えれば藁にもすがる思いで、また今年も１５名連れ添い参拝した。私は初の参拝だが、先輩諸氏の言葉を借りれば、昨年よりも間違いなく参拝客は多く、確かに山門下はるかまで長蛇の列が連なっている。新聞によれば企業の祈祷予約は例年より２割ほど多く９００件に上るとか。やはり景気回復は今や神頼みと考える人・企業が如何に多いかと言う世相を映し出しているようだ。

神田明神は祭神が３つあり、一つ目は縁結びの神様「だいこくさま」二つ目は商売繁盛の神様「えびすさま」三つ目は除災厄除の神様「まさかどさま」だ。
　関西人の私にとって平将門が祭られてると驚きだ。またネットで調べると神田明神を崇敬する者は成田山新勝寺を参詣してはならないとの事。その訳は平安時代末期に乱を起こした平将門を討伐するため朝廷は新勝寺に使を送り、祈祷させたためとか。言わば反将門勢力の総本山と言うことか。面白い話だ。我が社のご利益が薄いのは誰か二股掛けてる不届き者がいるのかな？

神田明神