坂東第二十番札所 「獨鈷山 西明寺」
焼き物の里「益子」に坂東第二十番札所 「獨鈷山 西明寺」はある。陶器店が立ち並ぶ通りの手前を右に曲がり、山に入って行くとそこに西明寺は静かにしっかりと輝きを放っていた。
茅葺屋根の納経所の前を通り、昼尚暗い鬱蒼とした林の中、石段を上る。
上り終えるとそこに茅葺屋根の楼門と珍しい銅板屋根の三重塔が立ち並ぶ。いずれも14世紀前後の建造物で荘厳な造りで国の重要文化財にも指定されている。
西明寺は寺伝によると737年(天平9年)行基により開創とか。本堂は1701年(元禄14年)に改修され現在の形になったとのことだが静けさの中に歴史の重みを感ずる建物である。県の重要文化財にもなっている。
境内には他にも巨大な閻魔大王が祀られている閻魔堂や鐘楼、大師堂など見所も多い。また前日の雪が残り、雰囲気を一層高めている。
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