街ナカ幼稚園併設の第十三番札所「慈眼寺」(じげんじ)
久しぶりに陽春の日差しが暖かく差し込む土曜日、所沢に住む友人と秩父札所巡りに出かけた。9時過ぎ西武秩父駅を出発し、前回の続きとなる秩父第十三番札所「旗下山慈眼寺」を目指す。
市街地の中心にあり、徒歩5分程度で到着。町内の観音様として親しまれているようだ。境内には幼稚園があり、保母さん風の若い女性の「おはようございます!」の言葉が印象的だ。
右手には経蔵と薬師堂ある。経蔵には一切経1630巻が納められ、秩父札所の創始者と言われる十三権者の木像が並ぶ。
正面には本堂がある。明治11年(1878)の秩父大火で消失し、その後明治34年(1901)に一番札所四萬部寺を模して再建されたとのこと。こじんまりとした本堂だが、軒下の彫刻などは立派で見ごたえがある。
めのお寺としても有名で目の健康祈願に参拝される人も多いとか。境内には「メグスリノキ」が植えられ、納経所では、その樹皮のエキスから作ったお茶を飲むことが出来る。
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