梵鐘に百観音が鋳出された第十七番「定林寺」(じょうりんじ)
市街地を外れ10分ほど歩くと静かな郊外に出る。そこで染物屋が目に入り、その横を通り過ぎると第十七番札所「実正山定林寺」に到着した。
石段の右手前に鐘楼がある。梵鐘には西国、坂東、秩父百観音のご本尊が浮き彫りにされ、ご詠歌が刻まれている。この梵鐘は県の有形文化財にも指定され、秩父三名鐘の一つになっている。
参拝後に撞くとご利益が消えてしまうので参拝前に撞いてくださいとの説明通りに撞いた後観音堂へ。
あまり大きくは無い観音堂だが、回廊がめぐらしている。定林寺の名前の由来は寺伝によるとこの地で果てた林定元と言う武将の名から2文字取ったようだ。そのような逸話から「子育て観音」として知られているようだ。
弁財天や地蔵尊も立ち並ぶ。
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