坂東第十六番札所「五徳山 水澤寺」
昼食後、坂東第十六番札所「五徳山 水澤寺」(水澤観音)に向かう。
石段の手前には水屋があり、手水所となっている。朱塗りの仁王門は堂々とした造りだ。内面には風神・雷神像が並ぶ。
水澤寺は1300余年前に推古天皇、持統天皇の勅願により開基されたと言われる。
この地は東京へ36里、日光へ36里、善光寺へ36里という枢要な霊場で、歴代の天皇の勅願寺として、上野の国司の菩提寺として栄えたそうだ。
観音堂は重厚な造りとなっているが、元禄年間に再建されたそうだ。
六地蔵が安置される朱塗りの六角堂は中央の輪蔵を押しながら左に三回回ると願いが叶うとと言う。珍しい造りとなっている。
霊泉が湧き出る龍王弁財天も人気スポットだ。
朱塗りの目映い鐘楼は昭和50年に完成し「大和の鐘」と呼ばれている。
干支の守護仏とされる守り本尊。私の干支・寅は何故か丑寅一緒で虚空蔵菩薩だ。しっかりとお参りした。
観音堂前には多くの絵馬がかかる。観音杉は市指定天然記念物にもなっている。
多くの参拝客で賑わい、見所も多い。
群馬県渋川市伊香保町水沢214
今夜の宿は伊香保温泉。石段街を散策後、美味しい料理に温泉で疲れを癒し、熟睡だ。
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