弁天池の畔に立つ第二十五番「久昌寺」(きゅうしょうじ)
再び江戸巡礼古道を進む。約1時間で秩父第二十五番札所「岩谷寺久昌寺」に到着した。
比較的新しそうな山門が出迎える。
山門には「御手判寺」と書かれた大きな額がかかっている。御手判とは、「閻魔大王」から授かった御手判石を版刷りしたもので、あの世へ無事にいける通行手形だといわれている。
山門を抜けると崩れかけた岩肌の横に観音堂が立つ。歴史を感ずる建物だが少し荒れた感がすることは残念だ。
弁天池に沿って奥に進むと本堂や弁天堂が立つ。
本堂から見ると、弁天池越しに観音堂が、遠くには秩父のシンボル武甲山の姿を見ることが出来る。
境内には菜の花も満開だ。春も間近だ。
時間も4時を過ぎ、今日はここまでとする。畑や村落を抜け、30分足らずで最寄の秩父鉄道浦山口へ到着。駅員さんがお疲れさんとお茶を出してくれた。懐かしいJRのお古の電車が入ってきた。
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