ユニークな仁王様が出迎える第二十二番「童子堂」(どうじどう)
県道を南に向かう。約10分ほどで二十二番札所の道標となっている大きなお地蔵さんが登場。バックには武甲山が。のどかな春の田園風景が広がる。
細い道を道しるべに従い進む。満開の梅の花の下、老婆は春の準備に余念が無い。
程なく茅葺の仁王門に到着。ここが秩父第二十二番札所「華台山童子寺」だ。回りには果樹園などのどかな田園風景が広がる。寺と周囲が見事にフィットしている。
仁王門にはユニークな無邪気な仁王様がお出迎えだ。荒川の流木できこりが彫ったと伝えられる。
平安時代当地で天然痘が流行り、その際聖観世音に祈願したところ病が消えたと言う寺伝により子供の健康祈願の寺として童子堂と呼ばれるようになったようだ。
観音堂には素晴らしい彫刻が施されている。風神・雷神など見事なものだ。
その他、身代り地蔵尊、とげぬき地蔵尊。地蔵塚など見所も多い。
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