碓氷峠の玄関口「横川駅」
中山道を進み、初日の終着点となったJR東日本信越線「横川駅」も「関東の駅百選」に選ばれている。その選定理由は「急勾配の峠『碓氷峠』への玄関口の駅」とある。
1887年(明治21年)横川~軽井沢間のアプト式鉄道の開通以来、峠越えの列車に機関車を連結する運行の拠点として発展したが、1997年(平成9年)長野新幹線の開業に伴って、横川~軽井沢間は廃止され今は高崎~横川間を走る信越線の終点だ。
相体式ホーム2面3線のホーム構造を持つが、現在ではほとんど1線のみしか使われていない。
駅名標には「めがね橋」が描かれている。
構内にはアプト式の古い模型も展示されている。
旧横川運転区は「碓氷峠鉄道文化むら」として公開されている。
駅前には横川~軽井沢間のシェルパとして活躍した「EF63-3号」機関車の動輪が展示されている。
横川と言えば「峠の釜めし」が素焼きの日本を代表する駅弁として有名だが、駅前には現在も「元祖 峠の釜めし おぎのや」は元気に営業中だ。
廃線を利用し、トロッコ列車が走り、側道は「アプトの道」と名付けられて整備され、横川~めがね橋まで通ずる遊歩道となっている。
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