湘南の奥座敷「大磯駅」
関東での生活も残り僅かとなり、「関東の駅百選」巡りもとても全て回ることはできなくなった。せめて神奈川県内だけでも回ろうとまず「大磯駅」に向かった。選定理由は「明治時代から別荘地となっている気品のある地に、端然とたたずむ木造建築の駅」とある。
JR東日本東海道本線で東京駅から11番目、平塚駅の次の駅で、その距離は67.8kmだ。
静かな落ち着いた雰囲気の構内だ。
三角屋根の小ぢんまりとした木造駅舎。
駅前の桜は満開に近いのもあった。
駅前の町制施行100周年を記念して建てられたモニュメント「大樹」。
駅正面の「澤田美喜記念館」。岩崎弥太郎の孫で、エリザベスサンダースホームを設立された方だそうだ。
大磯海水浴場への道。「海水浴場発祥の地」「湘南発祥の地」「明治政界の奥座敷」などのキャッチフレーズが付けられている。
住所は神奈川県中郡大磯町東小磯。開業は明治20年(1887)と120年を越える。
5年前の夏、クソ暑い日に旧東海道を歩いて以来だ。その際訪れた吉田茂の別荘が昨年全焼したことは記憶に新しい。
最後に苦言を呈したい。関東の駅百選の金色認定書が見つからず、駅員に尋ねたところ、「あっ!それは掲示していません。駅長室に保管してあります。」との回答。何だそれ!何の意義も感じていない様子。まだまだ国鉄ですね!!
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