« 難所「碓氷峠」を越えて「熊野神社」へ。 | トップページ | 湘南の奥座敷「大磯駅」 »

「熊野神社」から「軽井沢宿」へ下る。

Photo

上信越の国境に鎮座する「熊野神社」は碓氷峠の頂上標高1200mに 位置する。日本三大熊野の一つだ。昔は「碓氷権現」「熊野権現」などと呼ばれていたようだ。

Photo_2 Photo_3

参道のセンターが群馬県と長野県の県境になるようだ。

Photo_4 Photo_5

石の風車や古鐘など文化財も多い。

Photo_6

境内には三社あり、中央の本宮は県境に、右手の新宮は群馬側、左手の那智宮は長野側にある。

Photo_8 Photo_9

さあ、いよいよ「軽井沢宿」まで一気の下りだが、群馬側の親切な案内に比べ、長野側の標識は不親切極まりない。中山道に対する県の考え方がこれほど違うのか!?道の整備状況も異なり、荒れ放題だ。

Photo_10

旧道への降り口がわからず、30分ほど車道を彷徨った。しかし、木立から垣間見える「浅間山」の勇姿は素晴らしい。

Photo_11

苦労しながらも30分ほどで軽井沢の別荘地に下ってきた。軽井沢を復活させたショー記念礼拝堂の前を通る。「避暑地軽井沢発祥の地」と書かれた看板が印象的だ。

Photo_12 Photo_13

芭蕉句碑、神宮寺の前を抜ければ「軽井沢銀座」ど真ん中だ。

Photo_14 Photo_15

ここまでくれば一安心だ。沓掛宿まで行くのは諦めて、地ビール「軽井沢高原ビール」に山菜そばで喉を潤し小休止だ。

Photo_16

軽井沢観光会館の前には観光用の人力車が停まる。このあたりが18番目「軽井沢宿」の中心だったようだ。しかし当時を偲ばせる史跡、記念碑などは残念ながら何も残されていない。「軽井沢宿」までは手前の「坂本宿」から9.6km、江戸から154kmだ。しかしながらこの9.6km正直言って疲れました。(情けない)

Photo_18 土産物を購入した創業明治38年「中山のジャム」。店員のオバサンの暗算の早さに驚く。

Photo_19

峠道とは違い「軽井沢銀座」は多くの観光客で大賑わいで突然別世界にタイムスリップしたような不思議な気持ちだ。

Photo_20

旧軽井沢ロータリーから沓掛宿(中軽井沢)方面<写真左>へ進む予定だったが、<写真手前>軽井沢駅方面へ行く事にする。(無念!)

Photo_21

軽井沢駅裏の軽井沢プリンスホテルスキー場は積雪十分で多くのスキー客で賑わっていることであろう。

Photo_22

軽井沢駅に到着したのは3時半だ。予想外に時間がかかり反省の多い一日になってしまった。次回は汚名挽回としたい。万歩計はわずか24,747歩を示す。

このような時はこんなものか!?長野新幹線は指定席満席、やむなく乗った自由席も満席で東京駅まで立ちっぱなしとなってしまった。あ~ぁ!疲れた!

« 難所「碓氷峠」を越えて「熊野神社」へ。 | トップページ | 湘南の奥座敷「大磯駅」 »

中山道を行く」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「熊野神社」から「軽井沢宿」へ下る。:

« 難所「碓氷峠」を越えて「熊野神社」へ。 | トップページ | 湘南の奥座敷「大磯駅」 »

最近のトラックバック