和田峠を控える静かな郷「和田宿」へ。
「長久保宿」を後にし、本日最後の宿場、中山道最難所と言われる和田峠を控える「和田宿」へ向かう。高台から見下ろすと、深い山の合間を進むようだ。
国道142号線を進む。四泊一里塚跡、道祖神などが並ぶ。
依田川の手前で国道と分かれ、旧道を進む。分岐には「中山道これより和田の里」と大きな石標があるが、「和田宿」はまだ遠い。
藁葺きのクラシックな「上深山口バス停」。その後もユニークなバス停が続く。
「天王夜燈」「馬頭観世音」と続く。
武田信玄と戦い一族そろって戦死した和田城主大井信定父子の墓がある「若宮八幡神社」。
江戸より49番目「芹沢一里塚跡碑」を過ぎ、ようやく「和田宿」に入る。
八幡神社の藁葺きの本殿
現在は「歴史の道資料館」となっている旅籠「河内屋」
旅籠「大黒屋」。江戸時代にタイムスリップしたような街並が続く。
定信寺。山門と鐘楼を兼ねた二層の門だが、何かバランスが悪いと思いませんか?
静かな和田宿の街並を進む。
復元された本陣は公開されている。28次「和田宿」は手前の「長久保宿」から7.8km、日本橋から197.7kmに位置する。
本陣向かいにある脇本陣翠川家。
和田宿唯一の「本亭旅館」。先日、ここでもう一泊しようと電話を入れたが、4月初旬はまだ峠は30cm以上積雪があり、完全装備で無いと危険だ。また当日(今日)も営業していないような回答だった。確かに人の気配は全く感じられない。
人と出会うことも無く、静かに静まり返っている。帰りのバスの時間まで半時間ほどあるが休む所も無い。寒さに震えていたが、唯一この「よろずや」だけが開業していた。店内に入り、ホット缶コーヒで暖を取り、ご主人と会話。今日の寒さはこちらでも異常で、山では雪が降っているとか・・・。今回はここで終わりは正解のようだ。
下校する子供たちに出会った。明るく「こんにちは」と声をかけてくる。非常に清々しい気分になる。
約80分バスに揺られ、上田に到着する。後は長野新幹線「あさま」で東京まではあっと言う間の1時間半だ。
この続きは関西からと考え、アプローチが便利な中央線沿線までたどり着きたかったが、叶わず「和田宿」で終わってしまった。今日の歩行距離は21.8km、万歩計は39,600歩を示す。
しかし、この2日間どのようなコースかと思っていたが、適度なアップダウンがあり、標識も良く整備されており、往時を偲ばせる施設も多く残りとても満足だ。自然が多く残り、車の交通量も少ない中山道の方が東海道より面白そうだ。
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