長良川を渡り「河渡(ごうど)宿」へ。
あまり往時の面影が残らない道を進む。長良川の手前「鏡島地区」は長良川の渡しで繁栄したようだ。鏡島弘法と親しまれた「乙津寺」も近い。今でも「小紅の渡し」は残っているそうだ。
長良川を渡る。川の遥か彼方に真っ白に雪化粧した「伊吹山」が見える。
「河渡橋」から長良川上流右手に岐阜市のシンボル「金華山」を見る事ができる。旧名「稲葉山」で山頂には「岐阜城」が建つ。
橋を渡ると「河渡の渡し」跡付近に馬頭観音として親しまれた「愛染堂」が建つ。
一里塚跡碑周辺が「河渡宿」の入口であったそうだ。文字通り長良川への渡しで繁栄した小さな宿場であったようだ。
江戸から数えて54番目、手前の「加納宿」から5.9km、累計で417.3kmに位置する。
残念ながら往時を偲ばせる建物は残っていない。
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