« 美濃路西端、国境の町「今須宿」へ。 | トップページ | 清水が湧き文化が香る「醒井宿」へ。 »

待望の近江路に入る!「柏原宿」へ。

P1100515

県境の手前に「正月も美濃や近江や閏月」と詠まれた「芭蕉」の歌碑が立つ。

P1100519 P1100522

細い溝を隔てて岐阜県(美濃国)と滋賀県(近江国)の境がある。

P1100531

このあたりは「寝物語の里」と呼ばれ、寝ながらにして他国の人と話ができる事からその名があるそうだ。

P1100546 P1100554

「柏原宿」へのなだらかな下り坂に入ると珍しい「楓並木」が続く。

P1100564 「柏原宿」に入る。

P1100571 P1100576

「照手姫笠地蔵」を過ぎ、「東見付跡」標識が立つ。

P1100588

宿場は枡形で曲がりくねった道をたどる所が多いが、「柏原宿」は真っ直ぐな道が1.4kmにも及ぶ。

P1100594 P1100606

「脇本陣跡」「本陣跡」と連なる。「皇女和宮」も当地に宿泊したようだ。

「柏原宿」は江戸から数えてちょうど60番目、手前の「今須宿」から3.9km、累計で449.1kmに位置する大きな宿場だ。

P1100599 映画監督「吉村公三郎」氏の実家が保存されている。

P1100615

P1100616 広重も描いた「伊吹もぐさ本舗」の往時をしのばせる店舗が今も残る。

P1100623

国の登録有形文化財に指定される立派な建物は「柏原宿歴史館」として開放されている。

P1100608 P1100630

「高札場跡」には常夜燈が立ち、「薬師道」への古い道標が残る。

P1100635

将軍家が上洛時利用したとされる「柏原御殿跡」。

P1100639 P1100647

復元された「柏原一里塚」を過ぎ、「西見付跡」まで来れば「柏原宿」ともお別れだ。

P1100646

静かな銀世界の中を「醒井宿」に向かう。

« 美濃路西端、国境の町「今須宿」へ。 | トップページ | 清水が湧き文化が香る「醒井宿」へ。 »

中山道を行く」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 待望の近江路に入る!「柏原宿」へ。:

« 美濃路西端、国境の町「今須宿」へ。 | トップページ | 清水が湧き文化が香る「醒井宿」へ。 »

最近のトラックバック