近江商人発祥の地「愛知川宿」へ。
今週に入り暖かい日が続く。ならばと中山道・近江路の続きを歩こうと早朝家を出たが、週の初めの天気予報ほど好天とは言えない。しかし、曇天だが気温は高そうだ。
JR彦根駅で近江鉄道に乗り換え、3つ目の「高宮駅」で下車し、前回歩いた「高宮宿」を抜け、犬上川にかかる「無賃橋」を渡る。
随所に松並木が残る静かな田園地帯を進む。
「鳥居本宿」入口と同じモニュメントが立つ。彦根市とお別れか?しかし、「また おいでやす。」と書かれてる。これって京ことばだよな?
豊郷町に入り、進むと広い敷地に歴史を感じさせる美しい建物が建つ。「豊郷町立豊郷小学校」とある。
近江商人代表格の伊藤忠・丸紅の創始者「伊藤忠兵衛翁碑」が立つ「くれない公園」。この名は元々の屋号「紅長」に由来し、「丸紅」につながるのか・・・。
その先には「伊藤忠兵衛旧邸」が記念館として開放されている。近江麻布を扱う近江商人から総合商社へ大きく羽ばたいたのだ。
今まで宿場間は見どころ少なくひたすら歩くのが定番だが、当地はいささか異なる。さすが近江商人発祥の地、見どころ満載だ。続いての「又十屋敷」は廻船問屋藤野家の本宅跡。
「又十屋敷」前には「石畑の一里塚跡碑」が立つ。元来は豊郷町役場前付近にあったようだ。
「千樹寺」には「江州音頭発祥の地」の碑が立つ。
道は「宇曽川」に架かる「歌詰橋」を渡る。「平将門」にちなむ伝説が残る。
いよいよ「愛知川(えちがわ)宿」に到着する。大きなアーチが出迎えるが、手前で中山道を歩く大集団に出会う。
古い商家が残り、さすが近江商人発祥の地、往時を偲ばせる風情を感じさせる街並みが続く。
江戸から数えて65番目の「愛知川宿」は手前の「高宮宿」から7.8km、累計で476.6kmに位置する。
旧豪族屋敷といわれる「宝満寺」
長い歴史を感じさせる料亭「竹平楼」を過ぎ、将門の首を洗ったと伝わる「不飲川」を渡れば、「愛知川宿」ともお別れだ。
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