四万十川を渡り「民宿 久百々」へ
【5日目】昨夜も激しい雨が降り、これで3日連続だ。素泊まりなので朝飯は途中コンビニで食べるとし、午前6時半に出発する。浮鞭海岸では朝もやに朝日が当たり幻想的な雰囲気を醸し出し美しい。
この2日と違って明るい朝、天候に恵まれた一日になってほしい。
広大な土佐西南大規模公園(大方)の中を進む。
公園内の美しい入野松原海岸には朝早くから若者がサーフィンを楽しんでいる。
田野浦で海岸線と別れ内陸へ向かい、突然のにわか雨に今日も悩ませられながら四万十川に架かる四万十大橋を渡る。
復活したと聞いた河口の下田の渡しを利用したかったが、電話で問い合わせると今日は波が高く残念ながら欠航だそうだ。
橋を渡り左折し、四万十川右岸を進む。
中村は土佐の小京都と呼ばれているが、応仁の乱の頃、京の戦乱を避け移り住んだ一条家により京を模した碁盤の目のような町づくりが進められ、大文字の送り火も同様に今でも引き継がれているそうだ。
さらに国道321号線を上っていくと左手に今大師寺が建つ。又も雨が激しくなる。
雨宿りには最適の全長1620mの新伊豆田トンネルを30分近くかかって進む。
トンネルを抜け、すぐに市野瀬に着く。右に進むと番外の真念庵から四国第三十九番「延光寺」につながり、ここが打ち戻りのポイントとなる。
下ノ加江川に沿って海に向かって進む。途中の店先にウリ坊が飼われていた。
その先で前回56日前雪蹊寺などで出会った若いお遍路兄ちゃんと再会する。何という偶然か?足摺からの打ち戻りとの事。すでに4周目!ただ驚くのみだ。
下ノ加江海岸の美しい海岸線を進む。
さらに進むと明日到着予定の足摺岬が見えてくる。
午後4時過ぎ「民宿 久百々」に到着する。
今日の献立は金目鯛のお刺身に鳥のもも焼、ナスにミョウガ等そしてご飯は自家製の無農薬の新米と栄養バランスも良く美味しくいただきました。
「民宿 久百々」は名物女将で有名と以前泊まった「遊庵」の女将から聞いていたが評判通りの女将さん=神原るみ子さんだった。姐御肌で面倒見がよく顧客満足を天性の感性で感じ取っているようで辰濃和男著の「四国遍路」でも絶賛されている。
今日の宿泊客は私一人で色々な話で盛り上がった。前述の故宮崎建樹氏も定宿とし、菅前首相も宿泊したようで写真が飾ってあった。
今日もにわか雨と蒸し暑さと戦う一日だったが、歩いた距離は約30km、万歩計は約4万6千歩を示す。今日で5日目、足のマメが広がり始め痛みを感じるようになってきた。
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