「菩提の道場」に入り初の四国第四十番「観自在寺」
【3日目①】今回の予定をやり切るためには35kmほどのコースを組んだ今日がポイントだ。6時20分民宿を出発し、国道56号線を宿毛市街まで進み、分かれて県境の松尾峠に向かう。昨日と違い、今日は好天に恵まれそうだ。
松尾峠に向かい里山を進むと宿毛湾が眼下に広がる。
松尾峠は土佐と伊予を結ぶ宿毛街道にあり、番所跡の碑も立てられている。
8時50分、ブンタン畑が続くがいよいよ峠への山道に入る。
松尾大師堂跡まで来れば峠は目前だ。
9時50分、標高300mの「松尾峠」に到着する。
のべ17日間、400kmに及んだ「修行の道場」土佐路に別れを告げ、いよいよ「菩提の道場」伊予路に入る。
江戸時代初めに立てられた国境を示す石標が残る。
伊予側の下り道は良く整備されたなだらかな下り道が続く。
11時前、麓の旧一本松町に下山し、番外「松尾大師」が建つ。
比叡山延暦寺ゆかりの荘園として栄えた旧御荘町に向け、国道56号を進む。
13時15分、伊予路最初の四国霊場第四十番札所「平城山(へいじょうさん)観自在寺(かんじざいじ)」山門前に到着する。
境内に入ると正面に本堂、右手奥に大師堂が建つ。
昭和39年に再建された本堂。
第一番の「霊山寺」より最も遠く「四国霊場の裏関所」と呼ばれるそうだ。
807年に平城天皇の勅願により弘法大師が開創。本尊は自ら刻んだとされる薬師如来。
改築され美しい姿を見せる雄大な大師堂。
親蛙の背中に子蛙乗せて、子蛙の背中に孫蛙乗せた「栄 かえる」像。
「民宿 久百々」で一緒になったお気楽遍路旅の恒ちゃんと再会。
再び56号線を進む。左手には美しい御荘湾が広がる。
長い上り坂を終え、下り始めると陽も西に傾きだしたが美しい室手湾が見えてきた。
長かった一日だったが16時ちょうど今日の宿「民宿 ビーチ」に到着。
今日の歩行距離は約35km、万歩計は51,000歩を示す。
「民宿 ビーチ」についてはこの後詳しく紹介する。
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