湖南アルプス・太神山から狸に誘われ信楽へ。
さすがに10月に入り、急に涼しい日が続く。「相野駅山の会」の「丹波ふれあいハイク」に参加した。関西1デイパスを利用して、JR石山駅を下車しバスで「湖南アルプス登山口」に向かう。YMCAの子供たちや我々と同世代の他サークルメンバーでバスは超満員だ。
午前10時関西百名山の一つ「太神山(たなかみやま)」に向け出発する。
なだらかな上りの車道を進み、午前10時半「仰不動」に到着する。
一般車通行止めのゲートを過ぎ、さらに進むと午前10時45分太神山登山口に到着する。
なだらかな良く整備された登山道を進む。
このあたりは松茸山のようで、写真のような看板が数多く掲げられ、コース以外はテープが張られ入山禁止となっている。
歩き始めて1時間半、午前11時半に「泣不動」に到着する。大きな岩をくり抜き不動像が彫られている。
ほどなく午前11時40分「不動寺二尊門」に到着する。
門を入ると柔和な表情の不動明王の脇侍二尊が並ぶ。左手が制多迦(せいたかどうじ)、右手が矜羯羅童子(こんからどうじ)と言うそうだ。あまり見た事の無い石像だ。
参道を「不動寺」に向け進む。
スタートしてちょうど2時間、午前12時に「不動寺」に到着する。
急な石段を上ると、舞台作りの質素な本堂が建つ。
「不動寺」は天台寺門宗の寺で、平安時代初期、智証大師円珍が創建、本堂は南北朝時代に再建されたそうで、巨大な花崗岩の上に建っている。
四国お遍路でもいつも思うことだが、このような山奥に良くぞこのようなお寺を建てたものだ。ホント「昔の人は偉かった!!」だ。
本堂横の巨大な花崗岩の横で記念写真。今回は男女5名ずつの計10名の参加。
本堂のすぐ上、信仰の山 標高599.7m「太神山」山頂に午前12時15分到着。二等三角点があり、傍らには小さなお社が建つ。
曇天の今日、歩くには良いが境内で昼食をとっていると冷え込んでくる。1時間ほど休憩し午後1時15分出発する。
当初は来た道をそのまま下山する予定だったが、午後3時前には下山してしまう。皆さん体力的にもまだまだ十分で、ならばと急きょ二尊門前の石標に書かれていた「志が羅き道(信楽道)」を進もうと言う事になる。
信楽焼の狸の置物に導かれるように進みだしたが、この道は旧道のようで道は荒れており、蜘蛛の巣とブッシュとの戦いだ。ついに道は途絶え、道無き急勾配の山林を下ることになってしまう。やはり狸に化かされたのか?
彷徨う事1時間、午後2時15分林道に出るが、信楽の方向は?距離は?わからず磁石片手に不安いっぱいで進む。すると山の中から我々を導く様に狸の鼓のような音が山中にこだまする。(本当です。)
さらに林道を1時間半彷徨い、時折り通る車を止め、尋ねて午後3時50分信楽町畑のバス停に到着する。バスの時刻を確認すると、狸の導きか?日に3-4便しか無いバスが午後4時発となっているではないか。
まだ畑バス停から信楽駅までは峠を越えて7kmあるそうだが、狸のご利益か?バスが予定通り到着すると、まるでチャーターしたかのような定員もピッタリのマイクロバスで、他に客はいない。
午後4時20分、無事信楽高原鉄道「信楽駅」に到着する。もしバスが無ければと思うとぞっとする。信楽焼の狸に翻弄され続けた半日だった。想い出にと駅前の巨大狸の前で記念写真を一枚!!安堵の表情でハイ、チーズ!!
土産物を買ったり、ゆっくり休憩して午後5時5分発の列車で帰路につく。
想い出多い一日になったが、無事帰れたものの同時に反省も多く残る一日となった。
今日一日の歩行距離は良く分からないが14-5kmか?万歩計は約23,000歩を示す。
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