海の幸いっぱいの「民宿 ビーチ」
【3日目②】明日から11月だと言うのに暑い一日だった。時間も5時を過ぎ、日の入りも近いが少し雲が出てきた。
室手湾を見下ろす高台に建つ「民宿 ビーチ」からは素晴らしい眺めで、夕陽が素晴らしく、近くの由良半島から遠くには九州大分もうっすらと見え、眼下には養殖の筏を見る事が出来る。
建物も古く、部屋もきれいとはお世辞にも言えないが、海の幸いっぱいの料理は素晴らしい。個々の料理を紹介しよう。
民宿の御主人が養殖に成功した「緋扇貝(ヒオオギガイ)」の刺身とバター焼き。ホタテのようなあっさり味だ。
珍しい「足袋海老(タビエビ)」とモズク、トサカの酢の物。タビエビは身は少ないがあっさり味でなかなか美味だ。右はタイ、グレ、シマアジ、イカいずれも地元でとれたお刺身。
高級魚「グレ」の煮つけと「モズク」の天ぷら。
初めて「緋扇貝」を見たが、カラフルな貝殻にはビックリ!小学校の先生をされていた御主人(滝岡隆雄氏)が約40年前に脱サラをして民宿と貝の養殖を始めたそうだ。当初はあこや貝(真珠貝)の養殖からスタートし、その後「緋扇貝」の養殖を国内で初めて成功されたそうだ。今でも緋扇貝やヒジキ、トサカ、モズクなどの海藻類の養殖を続けられ、その先駆者として後継者たちの信頼が厚いそうだ。
食後ご夫婦と談笑していると、出張カットの「カットハウス 蓮」大黒さんがやってきた。身体の不自由な方、寝たきりの方、老人ホームや育児で忙しいママさんなど店まで行けない人に人気だとか。料金は1000円と格安だ。
朝食も緋扇貝や海藻に加え、地元名物ジャコ天も入り御馳走だ。
一泊二食で6000円、建物は老朽化し、清潔とは言えないが、料理は今までの宿の中で最高です。御夫妻の人柄も最高で是非お勧めしたい。
12月には81才となる御主人はとてもお元気、いつまでも我々お遍路のために頑張ってほしいものです。
朝出発時、ご夫婦でお見送りをしていただき、記念写真を一枚パチリ!
民宿 ビーチ
798-4101 愛媛県南宇和郡愛南町御荘菊川3951
TEL 0895-74-0126
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