山の会・初ハイクは「能勢の妙見さん」
「阪神淡路大震災」から21年となった17日、「相野駅山の会」初ハイクに出かけた。向かった先は昔から「能勢の妙見さん」として親しまれてきた庶民信仰の山だ。
私は子供の頃には登った記憶がおぼろげながらあるが、大人になってからは初めてで、大阪では初心者ハイクの代表的コースだ。
今日のコースは
能勢電・妙見口駅-上杉尾根コース-妙見山(660.1m)-新滝道コース-ケーブル黒川駅-吉川八幡宮-吉川城址-高代寺-能勢電・妙見口駅
【9:45】能勢電鉄「妙見口駅」に到着する。
心配された天気だが、薄日が差し雨の心配は無さそうだ。
【9:51】土産物屋や観光案内所が並ぶ駅前をスタートする。
池田から能勢の妙見さんをつなぐ参道であった「花折街道」
を示す往時の常夜燈や立派な石標が並ぶ。
【10:10】「上杉池」横から「上杉尾根コース」に入る。
つづら折りの厳しい登りが続く。
【10:23】昔の参道を示す、朽ちた石塔がところどころに残る。上りが続き、汗が出る!服装調整のため一休みです。
見晴らしの良い平坦な尾根道をのんびり歩く。
【11:26】最後に急坂を少し登ると程なく山上の大鳥居に到着する。
【11:32】まずは三角点のある標高660.1m「妙見山」山頂に向かい、三角点横の記念碑前で記念写真。
残念ながらリーダーは不在でしたが、男性6名、女性4名の今年も元気な10名の参加です。
【11:40】山門を入る。山門は兵庫県川西市と大阪府能勢町の県境となっている。
鳥居が多く、山門が建つ。「能勢妙見山」とは寺なのか?神社なのか?神仏一体の名残か?正解は日蓮宗のお寺で西の総本山だが寺号が無いそうだ!?
(よくわかりません!)
展望台からは西方の見晴らしが良いが、今日は残念ながらうっすらと六甲の峰々が見えるだけだ。すぐに雨が降ることは無さそうだが、確実に天候は下り坂だ。
参道の茶店で「きつねうどん」をいただく。なかなか良いだしが出ていてAさんも満足気!?
【12:51】下山コース「新滝道ルート」の入口がわからず少し手間取ったが、急階段を下って下山スタートだ。
沢沿いの急坂を下る。
【13:20】「雄滝行場」に到着する。現在も活用されているようで、一種独特の雰囲気が漂う。
【13:30】なおも歩を進めると「白滝稲荷神社」に到着。このような所があるとは!?全く知らなかった。
ここも行場で、龍の口から強い水が落ちる。
【13:43】妙見の森ケーブル「黒川駅」に到着。冬の間は運休しているようだ。
当初の予定は「妙見口駅」に戻るだけだったが、時間も早いので「高代寺」を経由して駅に戻る事にして、まずは「吉川八幡神社」に向かう。
【14:03】「吉川八幡神社」を抜けて、「高代寺」に向かう。
「能勢妙見山」を振り返る。ケーブルのルートが良く見える。
戦国時代前期に吉川氏が治めていたが、1573年に滅ぼされ、廃城となったようだ。
【14:54】「高代寺」に到着する。源氏の元祖・六孫王を祀る古刹のようだ。
驚いたのは一昨年、近くでイノシシの罠にかかったツキノワグマ「トヨ」が飼育されていることだ。
途中、往時を偲ばす町石や「六地蔵」などが残る。
棚田が残り里山の良い光景が広がる。
【15:40】出発点の能勢電鉄「妙見口駅」に戻る。
前回、満席で入れなかった宝塚の「珉珉」で軽く新年会をやって散会です!
雨に降られることなく、あまり寒くもなく、万歩計は約23000歩ほどで、初ハイクとしてはちょうど良いコースだったかな?
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