悪戦苦闘!「龍蔵寺」から「愛宕山ハイク」
三田周辺の低山踏破を進めているが、先日山の会の先輩から紹介された三田市と篠山市の境にある「愛宕山」を登ってみようと早速出かけた。
国道372号線、通称「デカンショ街道」を走り、真南条上バス停手前を案内板の従って右折する。1.5kmほど山に向かって南東に進む。
「龍蔵寺」手前の駐車場に車を停め、まずはコースを確認する。まずは中央ルートで「愛宕堂」から「愛宕山」へ登り、南ルートを下山するつもりだったのだが・・・・?
【10:51】「龍蔵寺」山門を進む。
大化年間(645)に法道上人によって開かれたと伝えられる天台宗の古刹で、平安時代以降は修験道の行場として栄えたようだ。
高仙寺、文保寺とともに多紀三山の一つで、「丹波古刹霊場」の雰囲気が漂う。
【10:55】寺院東側の参道石段をスタートする。
歴史を感じる、苔むす石段が続く。
石仏が残り、往時を偲ばせる。山道と言うよりはやはり参道だ。
評判通りのコースが続く。
【11:12】「愛宕堂」への鳥居、石段は崩壊寸前!歴史を感じさせるが、立入禁止となっている。
【11:16】鳥居の右手に迂回路があり、「愛宕山」への分岐を直進する。
【11:19】「愛宕堂」に到着する。「龍蔵寺」の奥之院になるのであろう。
【11:22】先ほどの分岐まで戻り、「愛宕山」山頂を目指す。「船坳口」とある。
「愛宕堂」までの参道と違ってあまり登る人はいないのか?落ち葉がたまり、踏み跡がわからない。巻き道を進むが登りルートが見つからず、コースを示すテープも見失う。
【11:55】「コースをどんどん西にずれてきている。携帯のGPS、磁石、大ざっぱな地図を見て「愛宕山」から西に連なる稜線上に出ようと斜面を直登することにした。
【12:10】「愛宕山」から南西方向に連なる稜線上に出る。ほっと一安心だ。
【12:29】「愛宕堂」から彷徨う事、1時間余かかり標高648mの「愛宕山」山頂にやっと到着です。
山頂からは北側の展望が開けている。本来は「篠山城」から「多紀連山」が見えるはずだが、もやがかかったようで良く見えない。
スタート即、立派な道標あり。「愛宕堂」までは僅か0.3kmしかない。
【12:35】道標からすぐに「向山坂」と言う急坂を下る。
【12:43】「滝谷口」に到着する。
しかし僅か300mの「愛宕堂」が見えない!
【13:11】テープは見えるものの落ち葉や間伐材が散乱し、コースがわからなくなり、不安を感じながら下山していると沢沿いの林道に出る。
【13:20】結局、「愛宕堂」には戻れず、出発点の「龍蔵寺」の鐘楼に出てしまった。
写真左手の石段をスタートし、林道から右手の道路に下山した。
と言う事は登りルートと下りルートがどこかで交わったことになるがわからない。「船坳口」と「滝谷口」の僅かの間で上り下りとも間違った事は明らかだ。
スタートして3時間半!予想外に悪戦苦闘しながらも無事下山できた。先日の「大岩ケ岳」もそうであったが、低山とは言え、コース整備が不十分な所も多く、地図や磁石など必携とあらためて感じる。
ネットで見ると東コースには春になると和紙の原料「ミツマタ」の花が見事な場所があるそうなので是非リベンジしたいものだ。
1月に引き続き、2月もハイキング日数は3回となった。近郊の低山ばかりだがまずまずかな!?
« かにカニ日帰りエクスプレスで佐津・源助へ | トップページ | 春です。中山寺~中山最高峰~大峰山~武田尾へ »
「日帰りハイキング」カテゴリの記事
- 登り納めは裏六甲「七曲滝」の氷瀑偵察!(2021.12.29)
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
コメント