のどかな低山を巡る「雄岡山・雌岡山ハイク」
昼頃から雨の予報だ。それまでに行ってしまえ!と朝早く自宅を出発して「雄岡山(おっこさん)」「雌岡山(めっこさん)」ハイクに向かった。
兵庫県三木市と神戸市の境にある。
「ふるさと兵庫100山」の山々を順番に登っているが、その中で最も低いが神代の昔から現在に至るまで長く広く親しまれている山だ。
上の写真は毎月登山を続ける「三草山」山頂から撮った写真だが、明石大橋の右、淡路島の手前にお皿を伏せたような山が二つ見える。左手(東)が「雄岡山(おっこさん)」、右手(西)が「雌岡山(めっこさん)」だ。
【8:10】神戸電鉄粟生線「緑ヶ丘駅」に到着し、踏切・県道を渡り、廣野ゴルフ俱楽部のフェンスに沿って南に向かう。
神鉄・緑ヶ丘駅-雄岡山登山口-雄岡山-金棒池バス停-雌岡山登山口-梅林-雌岡山-愛宕山-古神-神鉄・緑ヶ丘駅
毎日登山会と書かれた大きな「雄岡山登山道」を示す標識を発見!ここも毎日登山が盛んのようだ。
よく整備された緩やかな登山道を登る。
【8:31】登山口からわずか10分で標高241.2mの「雄岡山(おっこさん)」山頂に到着。
標高差100mほどしかなくこれで毎日登山の効果あるのかな?
標高差100mほどしかなくこれで毎日登山の効果あるのかな?
山頂には一等三角点と帝釈天を祀る石の祠がある。ここも歴史を感じる山だ。
南方向の展望が開け、明石市から神戸市西区の町が見えるが、今日は天気が良くなく霞んではっきり見えない。
「雌岡山」に向かって西側の登山道を下る。
県道に出て、西に向かうと「雌岡山」が見えてきた。
【8:54】「金棒池」のバス停がある交差点を右折する。
「金棒池」から今登った「雄岡山」が美しい。「金棒池」には「弁慶」にまつわる伝記が伝わる。
【9:01】「雌岡山登山口」は交差点を右折してすぐ左、一段下がったところだ。
坂を登っていくと左手に「雌岡山梅林」が広がる。
まだ梅の蕾は固かったが、早咲種か一本だけ紅梅が咲いていた。
山頂へは舗装道路が続く。
【9:18】標高249m「雌岡山(めっこさん)」山頂に建つ「神出神社」に到着。
山頂は大きな広場になり、神社や展望台が整備されている。標高は約8mほど「雄岡山」より高いだけだが、ずっと開けた感じで登ってくる人も多い。
展望台からの眺めは素晴らしく、お正月初日の出時には神社もあり、多くの人で賑わうそうだ。
明石大橋、淡路島も近い。晴れた日にはすぐそばに見えるそうだ。
眼下のため池にはソーラーパネルが浮かんでいた。話には聞いていたが最近はため池の太陽光発電所が多いようだ。
後方を見ると「雄岡山」の姿が美しい。
気づくとお年寄りが次々と「雌岡山毎日登山会署名所」と書かれた物置に入っていく。
中に入ると会員名簿が張り出され、登ったサインを書いている。ご婦人に聞くと1万回を目指して毎日登山を続ける人もいるそうだ。毎日登っても30年近くかかる気の遠くなる数字だ。「三草山」よりは楽な山だが上には上がいるものだ。
【9:52】
30分ほどのんびりして下山。ルートは山頂下の駐車場から左折して古神に向かう。
【10:00】途中の「愛宕山」にも小さな祠が・・・。
麓の古神の集落から右折し、右手に「雄岡山」を眺めながら出発点「緑ヶ丘駅」に向かう。
【10:33】出発して2時間20分ほど心配された雨に会う事は無く神鉄「緑ヶ丘駅」に到着。
歩行距離は約8kmほど、高低差はわずか130mほどしかなく歩き足らない気もするが眺め良く「雌岡山」山頂では多くの人と話しが出来たりとなかなか面白いコースだった。
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緑が丘に引っ越したので、雄岡山行ってきます!
分かりやすい情報ありがとうございます!
投稿: Mamiko.T | 2023年3月11日 (土) 15時08分
Mamikoさん
参考にしていただきありがとうございます。登りやすい山ですので是非行ってみてください!
投稿: アイチャコ | 2023年3月11日 (土) 21時26分