« 裏燧林道から尾瀬ヶ原、山の鼻へ(尾瀬・至仏山登山 3日目) | トップページ | 梅雨の合間 汗びっしょりで7月の「三草山ハイク」 »

残雪多い「至仏山(しぶつさん)」(尾瀬・至仏山登山 4日目)

P7050156

最終日の朝を迎えた。天気予報通りに雨が上がっていることを祈ったが回復は遅れ、3日連続で小雨が降る朝となってしまった。

しかし、天候の回復を祈って予定通り「至仏山(しぶつさん)」に登ることにした。靴底外れたMさんはTUさんと共に「至仏山」は諦めて、「鳩待峠」に直行し、靴を探すことになり、T君も途中で断念し、最終的にはM君と二人だけで山頂を目指した。

今日のコースは

山の鼻-至仏山-小至仏山-オヤマ沢-鳩待峠=上毛高原駅

P7050003

朝起きて尾瀬ロッジより「至仏山」を見るが、小雨降り、ガスがかかり良く見えない。

P7050007_2

【6:57】 山の鼻を出発する。

P7050008

【7:04】 登山口には「残雪多くアイゼン持参を義務付ける事」「山の鼻ルートは上り専用である事」が掲示されている。登山届を出していよいよスタートする。

P7050014

出発早々厳しい登りが続く。山の鼻ルートは全行程2.9km、標高差800m、コースタイム3時間を見ただけで登りの厳しさがわかる。

P7050016

【7:46】 森林限界に到着し、視界が開ける。

P7050024木の階段は川となっている。

P7050026

可愛い花?実?名前は?

P7050032

「至仏山」を構成する「蛇紋岩」が姿を現した。もろく滑りやすい岩で要注意だ。

P7050038

振り返ると出発点の山の鼻から尾瀬ヶ原が良く見える。残念ながら「燧ケ岳」は雲の中だ。

P7050044

クサリが設置される一枚岩の大きな蛇紋岩も現れる。

P7050051

【8:43】 テラスベンチのある「高天原」に到着。残念ながら深いガスがかかってきた。

P7050035

雨、霧と悪条件ではあるが「至仏山」の可憐な花々を紹介しよう! おなじみの「チングルマ」

P7050048

「ハクサンコザクラ」(?)

P7050062_2

「ハクサンイチゲ」(?)

P7050065

「オゼソウ」ユリの仲間だそうだ。

P7050077

「ホソバヒナウスユキソウ」至仏山と谷川岳でしか見られないそうだ。

P7050028 P7050059

白い大きな花だが?右は「ジョウシュウアズマギク」

P7050069 P7050081

「タカネキスミレ」と「オサバ草」(?)

P7050082 P7050126

「ハクサンチドリ」と「シナノキンバイ」(?)

P7050103 P7050105_2

シャクナゲの一種(?)

P7050127 P7050146

「イワカガミ」と「シラネアオイ」(?)

高山植物の宝庫と言われる「至仏山」にはさすがに多くの花々が咲いていました。青空の下、マクロレンズで撮れれば最高だったでしょうね!?

P7050074

霧が出てきた。蛇紋岩の登山道を一歩一歩慎重に登る。

P7050079

【9:19】 山頂は見えないが緩斜面となり、緩やかな木の階段が続き、山頂近しを実感する。

P7050085

【9:39】 山頂はそろそろかと思っていたら突然、大雪渓が現れる。これが噂の残雪か!?

踏み跡無く傾斜も急でアイゼンを付けないとやばそうだ。急いでセットする。

P7050089

ガス深く出口は見えない!ポールとリボンを頼りに慎重に歩を進める。

P7050090

しかし、ポールは途中で途切れ、踏み跡も雨で流されたのか残っていない。上を目指して慎重に登ったのだが・・・。これが大間違いでルートを見失う。この後、しばらく薮漕ぎをしてルートを発見し、事なきを得た。ルートはほぼ水平につながっていたようだ。
濃霧時、悪天時、積雪時のルート確保の難しさを感じ、山の恐ろしさを改めて再認識する。
本来は2万5千分の一の地図やGPS、コンパスとそれらを使う技術が必要になるであろう。

P7050096_2

【10:24】ルートに戻るとすぐに標高2228m「至仏山(しぶつさん)」山頂に到達した。残念ながら濃い霧が立ち込め何も見えない。結局、雪渓から45分もかかったことになる。

P7050098_2

早々に山頂を後にして鳩待ルートを下山スタートする。大きな蛇紋岩が転がり、歩きづらい。

P7050107

【11:04】 標高2162m「小至仏山」山頂に到達する。

P7050120

【11:37】 天候が回復してきて遠くにゴール「鳩待峠」の建物が見えてきた。

P7050129

またもや大きな雪渓が現れる。

P7050130

しかし、先ほどとは異なり、踏み跡も残り、ポール・リボンも見える。慎重に下る。

P7050134

尾瀬ヶ原から燧ケ岳が見えてきた。

P7050138【11:48】笠ヶ岳分岐を進む。

P7050140

P7050141

湿原(田代)、悪路、雪渓を繰り返し歩を進める。

P7050144【11:56】 雪に埋もれる「オヤマ沢」を過ぎる。

P7050153

青空が出てきて、尾瀬ヶ原から燧ケ岳がはっきりと見える。

P7050157

【12:14】 木道整備され、緩斜面となり歩きやすい残り2kmポイントを快調に進む。

P7050161

【12:45】 ゴールの「鳩待峠」に到着する。「至仏山」登山両ルートを歩いたが、山の鼻登り専用ルートはなかなか厳しい!特に悪天候時は蛇紋岩がいろいろ妨げる。一方、鳩待峠ルートは山頂付近の蛇紋岩は歩きずらいが緩斜面多く、整備も行き届き歩きやすい。

P7050164

今回の山行も最後の最後になってようやく晴れてきた。振り返れば「至仏山」「小至仏山」がきれいに見える。

P7050171

【13:30】 バスを乗り継ぎ、上毛高原駅に出る予定だったが、交渉の結果 ジャンボタクシーが4000円/人で上毛高原駅まで行ってくれることになり、時間も1時間ほど短縮し、快適に向かう。

P7050173

【15:00】 予定より一列車早く上越新幹線でそれぞれ帰路につく。

今回の計画は梅雨時だったので覚悟はしていたが、予想を超える悪天候になってしまった。「会津駒ケ岳」は断念したが「至仏山」は無事登ることができた。花も「ミズバショウ」から「ニッコウキスゲ」まで春から夏に至る花々を見る事も出来た。いろいろハプニングはあったが無事下山することができたし、良し!としよう。

今回初めて花の写真を撮りたくて一眼レフと望遠マクロの交換レンズを持ってきた。 その重量は2kg近くあり、非常にかさばる。使えたのはのんびり木道歩きをした初日だけだった。やはり本格登山時に携行は無理だな!?ミラーレスが限界か・・・?

« 裏燧林道から尾瀬ヶ原、山の鼻へ(尾瀬・至仏山登山 3日目) | トップページ | 梅雨の合間 汗びっしょりで7月の「三草山ハイク」 »

旅、山登り」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

« 裏燧林道から尾瀬ヶ原、山の鼻へ(尾瀬・至仏山登山 3日目) | トップページ | 梅雨の合間 汗びっしょりで7月の「三草山ハイク」 »

最近のトラックバック