阪神タイガース優勝を祈願して「信貴山ハイク」
コースは笹やぶの中を進む。
だいぶ登って来たな!大阪平野が眼下に広がる。
傾斜が増して来ると昨日の雨で道がぬかるみ歩きずらく気温は低いが汗が出てくる。
【10:19】 「信貴生駒スカイライン」に出て。後続を待つ。
【10:54】 スカイラインと交差するハイキング道に戻り「信貴山」を目指す。
【10:59】 コースをそれ「高安城倉庫址」に立ち寄る。
「天智天皇」の時代667年に築城された日本防衛のための大規模な古代山城だが701年には廃城となり、昭和53年(1978)に6棟分の礎石群が見つかったそうだ。
眺めの良い場所で北側にはテレビ塔が多く立つ「生駒山」が見える。
「信貴山」目指し、歩を進める。
【11:29】 「信貴山」山頂直下の「信貴山城址」 に到着する。
「信貴山城」は古代より河内と大和を結ぶ要衝地として築城が繰り返され往時にはかなりの規模を誇ったようだが1577年に松永久秀が織田信長に背き、滅ぼされ廃城になったそうだ。
山頂へは千本鳥居が続く。
「空鉢護法堂」からの眺めは素晴らしい!しかし残念ながら今日はドンより曇っていて良く見えない。
参道を下り、「朝護孫子寺」に向かう。
【11:53】 「朝護孫子寺」に到着しスケールの大きさに驚く。
手水所横にはポットが並ぶ。山頂の「空鉢護法堂」には水が無いためお供えの水をこのポットに入れて運ぶそうだ。
参道を本堂に向かう。
「信貴山 朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」本堂を参拝する。
1400年ほど前に物部守屋を征伐するために聖徳太子がこの山を訪れ戦勝の祈願をすると毘沙門天王が出現し必勝の秘法を授けたそうだ。その日が寅年、寅日、寅の刻であり、太子はその加護で敵を滅ぼし、世は治まったそうだ。
その後、太子は自ら毘沙門天王像を彫り、伽藍を創建して、信ずべき山貴ぶべき山「信貴山」と名付け、以来信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されているとのこと。
寅年生まれ、阪神ファンの私にとっては私のためのお寺かも!?と思い、「しぎとら」の福鈴、寅御守、阪神タイガース必勝祈願札と3種類も買ってしまった。
大日如来を祀る「多宝塔」
テレビや情報誌などで良く見かける世界一の大福寅をようやく見つけた。さすがにデカい!
今月2月は寅の月だそうで24、25日には「寅まつり」があるそうだ。
納経所横には「納め寅供養所」があり、一年間大切に祀られた「張り子の寅」が約5000体も並んでいる。
【12:30】 参拝を終え、皆さん揃って昼食をとる。寒い日のきつねうどんは最高だ。
【13:19】 初めて参拝したが、さすがに「大和の古刹」と呼ばれるだけの事はあるなぁ!仁王門を後に「信貴山下駅」を目指す。
【13:30】 昭和58年(1983)廃止となった信貴山ケーブル廃線跡に作られたハイキング道を下る。
ケーブル跡だけに直線の急こう配の道を進む。約700mの桜並木が続き、春は気持ち良いだろうが登りはきつそうだ。
続いて住宅地を下る。
【14:00】 予定より早く近鉄生駒線「信貴山下駅」に到着し「王寺駅」に出て帰路につく。
今回のハイクは明確な山頂がわからず、いつもの集合写真も撮るタイミングが無かった。
ハイキングと言うよりはウォーキング、歴史探訪、古寺巡礼みたいになってしまったが寅年生まれの私には「健康祈願」と「阪神タイガース優勝祈願」に参拝したと思えば有意義なハイクだったかな!?
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