山頂はキンシバイが満開!「東床尾山ハイク」
6月も残り僅かとなり、2018年も半分経過です!時間があり、天気も良さそうなので「ふるさと兵庫100山」80座目を達成しておこうと急きょ北近畿「東床尾山」を登ることにした。
【8:03】舞鶴道から北近畿豊岡自動車道へ山東ICで降り北へ約30分、自宅から約1時間半で朝来市和田山町竹ノ内から林道に入り、天然記念物「糸井の大カツラ」横の登山口駐車場に到着。
今日のコースは
「糸井の大カツラ」登山口→東床尾山→西床尾山→羅漢谷出合登山口→「糸井の大カツラ」登山口
活動距離 約7.3km、高低差 510m、累積標高上り/下り 739m/707m、コースタイム 約4時間
熊出没注意の看板が多く立つ!鈴、笛持参しておらず一人登山は不安だなぁ!?ここまで来れば登るしかない!
【8:27】出発準備を整え大カツラ奥の登山口からスタートする。
沢沿いに登る。標識、テープ等良く整備されている。
【8:35】精錬所跡地の案内あり。昭和初めまで当地は金山として繁栄したそうだ。
さらに沢に沿って登る。徐々に勾配はきつくなってきた。
【8:48】分岐に着き、沢を渡って東床尾山直登コースへ進む。
尾根に登り、傾斜の急な尾根道を登る。
【9:16】登山口から約50分で標高839m「東床尾山(ひがしとこのおさん)」山頂に到着。「ふるさと兵庫100山」だけではなく「関西百名山」にも選定されている名峰で一等三角点もある。
山頂は360度の展望が広がり、平坦な広場となっている。
周囲の山々を記載した案内盤が設けられている。
今日は良く晴れてはいるがPM2.5か何か?霞んでいて良く見えない。北方向だが澄んだ日には日本海、天ノ橋立まで見えるそうだ。
山頂は全面、黄色い「キンシバイ」が見事に満開です!!
これから向かう「西床尾山」が見える。
【9:32】ひと休みして「西床尾山」に向かってスタートする。
緩やかなアップダウンを繰り返しながら尾根道を進む。
標識やテープだけでなくこの「竹ノ内」と書かれた可愛いマークがコースを案内してくれる。
上りは蒸し暑く汗びっしょりになったが尾根道は爽やかな風が吹き、鳥のさえずりも聞こえ、気分良く快調に進む。
【10:24】「東床尾山」から約50分で標高843m「西床尾山」山頂に到着する。こちらの方が標高は4mほど高い。
山頂は北東方向だけ展望が広がり、「東床尾山」が良く見える。
【10:40】山頂で一休みし、羅漢谷出合の登山口目指し、下山スタートする。
「東床尾山」の直登ルート同様に急坂を慎重に下る。
【11:03】急坂を下り切り、沢筋に出る。
渡渉を繰り返しながら慎重に下る。
【11:26】坑道跡あり。こんな所まで・・・?
心配していたヤマヒルに遭遇することも無く、歩を進める。東床尾山側より美しい渓流が続くが増水時は心配だ。
【11:43】「西床尾山」山頂からほぼ1時間で羅漢谷出合の登山口に到着する。
林道をスタート地点の「糸井の大カツラ」登山口に向かう。
【12:04】全行程3時間50分弱で出発点に戻る。
スタート時には素通りした「糸井の大カツラ」を見学。
糸井渓谷の主、樹齢約2000年と言われる大カツラの巨大古木で国の天然記念物にも指定されてる。
樹高35m、枝張り東西30m、南北31mで大小約80本のひこばえが主幹を保護する形となっている。
過去見たことのない幻想的、神秘的な雰囲気が漂い宮崎アニメにでも出てきそうです。
東床尾山の登山口でもあり、駐車スペースが確保され、東屋やトイレも整備され、周辺の観光案内も置かれていた。
帰り道、糸井三山を振り返る。見える山がどこかは定かでない。
「東床尾山」それほど期待したわけでは無かったが「関西百名山」にも選定されているだけあって良い山だった。標識、コース整備は行き届いている。コースも沢歩き、急登、快適な尾根歩きと変化に富む。糸井の大カツラ、美しい渓流、山頂からの360度の展望、季節それぞれの花々、鉱山跡など見所も満載だ。
心配な点は2つ、熊出没注意と増水時の沢だ。鈴、笛の携行忘れずに単独での山行は止めた方が良いかもしれないですね!?
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