大峰奥駈道を歩いて紅葉の近畿最高峰「八経ヶ岳」
【10:38】緩やかな坂を登り、標高1600m三角点のある弁天の森に着き、休憩とする。
紅葉を満喫しながら、アップダウンを繰り返しながら歩を進める。
遠目に見れば美しい紅葉だが良く見ると枯れているように見える。夏の猛暑のためか9月の多雨のせいか?
【11:07】聖宝ノ宿跡に到着する。
傍らの銅像は誰と話題となる。弘法大師?役行者?正解は「理源大師」。修験道の祖で別名「聖宝」だそうだ。 一休みとする。
【13:05】「八経ヶ岳」山頂に向け、出発する。
日が射してきて、苔に落ちた枯れ葉が美しい。
鞍部まで下り、「八経ヶ岳」山頂を目指す。
オオヤマレンゲ保護区のシカ除けガードに入る。
最後の登りに差し掛かる。
【13:30】「八経ヶ岳」山頂に到着。標高1915m近畿最高峰、日本百名山「大峰山」、世界遺産「大峰奥駈道」の主峰で「関西百名山」にも選定されている。
山頂で記念の一枚。周辺はまたも深いガスに覆われ、周囲の山々は見えない。天気が良ければ「山上ヶ岳」「釈迦ヶ岳」など奥駈道の山々や「大台ケ原」が見えるのだが残念だ。
南西すぐの「明星ヶ岳」は見える。
弥山、八経ヶ岳共に山頂周辺で立ち枯れの木が目立つ。大台ケ原でも同様な光景を多く目にするが何故か?台風?シカ害?気になるな!?
先ほどのフラットな「弥山」山頂も良く見える。
三角点は岩に埋もれている。
【13:50】のんびり休み過ぎたかな?来た道を急いで下山スタートする。
【14:13】弥山小屋を通過する。
木段を快調に下る。
落ち葉の絨毯は気持ち良い。
【14:57】「聖宝ノ宿跡」を通過する。
マムシグサの実も真っ赤に熟す。
【15:44】「奥駈道出合」に到着し、一休み、後は真っすぐ下るだけだ。
こんな道良く登ったな!?木の根道に悪戦苦闘しながら慎重に下山する。
【16:36】ほぼコースタイム通りにも関わらず4時半を過ぎてしまったが無事下山する。
弥山小屋、八経ヶ岳山頂での休み時間が長すぎたのかな?天の川温泉は諦めて、途中道の駅に立ち寄って帰途に就く。それでも自宅に戻ったのは20時半過ぎとなった。日帰り登山可能は実証できたがやはり大峰山系は遠いな!
期待した周囲の山々を望むことは出来なかったが、心配された雨に会わず紅葉も期待通りで、少し忙しい登山となったが兵庫県の山々とは異なるスケールの大きさを感じる事が出来、満足のいく登山であった。
しかしカーナビは最新の物に更新していかないとだめだな!?反省です。
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