スプリング・エフェメラルを求めて「金山ハイク」
春本番を思わせる良く晴れた土曜日、いつもの山仲間で篠山市と丹波市の境の「金山(きんざん)」に向かった。
今日の目的は「金山ハイク」だけではなく麓の大山宮地区で保存されている「スプリング・エフェメラル」=里の春を告げる花々を観察することだ。
【10:15】追入登山口横の駐車場に到着。人気のスポットだけにやっと一台停める事ができ、出発準備を整える。
【10:23】追入登山口から登山道に入る。
今日のコースは
追入登山口→園林寺跡→分岐→金山→鬼の架け橋→分岐→大乗寺→追手神社(山野草観察)→追入登山口
活動距離 5.2km、高低差 309m
【10:34】今にも崩れそうな石鳥居をくぐり、シカ除けガードを開けて山道に入る。
春の到来を告げる馬酔木の花が満開だ。
道標も多く、良く整備されたコースを進む。緩やかな上り坂が続く。
見通しの良い場所に来た。篠山市側大山荘を望む。
【10:58】「園林寺(おんりんじ)」跡に到着。
【11:04】「鬼の架け橋」や丹波市方面「鐘ヶ坂公園」との分岐を山頂に向け直進する。
【11:09】スタートして45分で標高540m「金山(きんざん)」山頂に到着。山の会で登った以来2年半ぶりだ。
「金山城」は明智光秀が丹波攻めの際に「八上城」と「黒井城」を分断するために築いた城だ。来年の大河ドラマの主人公は明智光秀と聞く。その中で紹介されるかな?
今日の参加者5名で記念の一枚。いつも元気なメンバーです。
天候にも恵まれ山頂からの展望は良い。北側には案内板があり、黒井城址を見る事ができる。
南側、篠山側には遠く八上城址を望む事が出来る。
【11:56】下山スタートする。
崩れかけてはいるが石垣が残る。
すぐに「鬼の架け橋」横の大きな岩が見えてきた。
歌川広重の浮世絵にも描かれている奇岩「鬼の架け橋」に着き、岩に登って記念の一枚。
大岩上から見下ろすと丹波市側の国道176号線が見える。
元気な女性軍も岩に登って記念の一枚。
【12:15】往路を少し戻り、分岐を大乗寺に向け下山する。
植林帯の中、荒れた林道を下る。
【12:37】「大乗寺」境内を通り、歩を進める。
長閑な田園地帯を進むと梅の花が満開だ。
田んぼのあぜ道にはふきのとうがたくさん顔を出していた。
ふきのとうを採取する奥様たち。
【12:49】「大乗寺」山門を進む。
【13:08】のんびり散策し「追手神社」に到着する。2年半前山の会で訪れた時には昼食を取り、皆さん銀杏を拾った思い出の場所で境内には国の天然記念物に指定される「千年モミ」や「夫婦イチョウ」で有名な神社だ。
j神社周辺の「大山宮」地区では「大山宮天然物保存会」の皆さんの手により「里の春を告げる花々」=山野草が保存公開されている。
神社の塀の上に日を浴びて群生する「ユキワリイチゲ」。
「アズマイチゲ」の群生は地区を代表する花で市の天然記念物にも指定されているそうだ。
初めて見る「セリバオウレン」。
保存地区には進入禁止のロープがあり、山野草を紹介する看板が立つ。
群生する「セツブンソウ」。
暖冬の影響で例年より開花は早く「セツブンソウ」も満開時期を過ぎているようで元気がない。
「キクザキイチゲ」。
これらの花々は「スプリング・エフェメラル」と呼ばれる。春先に花を付け、夏まで葉を付けると後は地下で過ごす一連の野の花の総称で「春の妖精たち」とも言われる。
「リュウキンカ」も美しく咲いている。
「大山宮地区」を後にして「金山」を眺めながら登山口の駐車場に向かう。
【14:00】ガラガラになった駐車場に戻る。時間がまだ早いので丹波市側に回って古い「鐘ヶ坂トンネル」を訪ねて見ることにした。
「新鐘ヶ坂トンネル」を通り、丹波市側の「鐘ヶ坂公園」に向かう途中の「鬼の架け橋」ビューポイントから山上を見上げる。望遠レンズを持ってこなかったが先ほどの「鬼の架け橋」を確認できた。
「鐘ヶ坂公園」に車を置き、明治のトンネルに向かう。
昭和42年に開通した昭和の「鐘ヶ坂トンネル」。今は通行止めになっている。
続いて明治16年に開通した明治の「鐘ヶ坂隧道」。
国内5番目の古さでレンガ積では最古だそうだ。ここもこの先、通行止めになっている。
ハイクに山野草観察、古いトンネル散策と盛りだくさんのハイクもこれで終了、散会した。
Uさんに教えてもらった「大山宮の山野草」はこれから「イチリンソウ」「ニリンソウ」「ミヤマカタバミ」などが咲くようだ。家からも近く、また訪ねてみたい。
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