国宝 朝光寺から往復!3月の「三草山ハイク」




山道に入り、すぐに倒木がコースを遮る。昨秋の台風の被害のようだが、う回路整備されていた。
しかしこの倒木を過ぎれば、自然林の中、良く整備された山道となり尾根道までは真っすぐに急登が続く。
振り返ればサンロイヤルGCから東条湖ランドが良く見える。
【8:48】「権現山」との分岐に着き、巻き道を進むことにした。
【8:51】右手に小さな池が現れた。
馬酔木の花を見つけた!春の到来を確信する。
【9:00】鹿野コースに合流する。
緩やかなアップダウンが続く尾根道を進む。「三草山」山頂が見えてきた。
【9:16】畑コースと合流する。山頂は近い!
【9:19】標高423.9m「三草山」山頂に到着する。時間は51分、三草コースより少し楽かな?
気温は高いが靄がかかったようで見通しは良くない。北側の白髪岳や西光寺山などを望む。
時々出会うナナちゃんは今日も元気に三草登山だ!
今年のスタンプ帳も3個目をゲットし、通算91回目三草山登山となった。
三草コースを登ってきた山の会の奥様お二人と合流し、記念の一枚。
【10:21】ちょうど1時間ほど休憩し、一緒に「朝光寺コース」を下山する事になった。
【10:44】鹿野コースと別れ、「朝光寺コース」へ左折する。
支陵を進むと左手に「三草山」山頂が良く見える。
「権現山」山頂に立ち寄る。フラットな山頂には礎石のような石が残り、かつてここに何か建物があった事が伺える。後から聞いた話だと「権現山」山頂から池のほとりにかけてかつて「朝光寺」はここにあり、平安末期に麓の現在の場所に移ったそうだ。
見下ろすと「朝光寺」の屋根が見えてきた。
歩を進めると熊手や枝切ばさみなど七つ道具を背負った男性に出会い、暫く立ち話。長年一人で「朝光寺コース」の整備をされているそうだ。確かに前回通った時より道幅も広がり、格段に歩きやすくなっている。ありがとうございます。
【11:18】スタートして1時間弱で登山口に下山する。
静かな「朝光寺」境内を散策する。
開基は651年、高野山真言宗の寺院で本堂は国宝に指定されている。1189年ここに移るまではやはり先ほどの権現山山頂にあったそうだ。










権現山周辺の「旧朝光寺跡」の発掘調査を加東市に依頼しているが費用が掛かり過ぎ認められないとこぼしておられた。


付近に自生するツクバネから命名された「つくばねの滝」を見学。小さい滝だが水量豊富で良い雰囲気がただよう。
再び境内に戻る。
静かな境内を散策する。前回参拝時にはボランティアのガイドさんに会ったが今日は誰にも会わない。
多宝塔横の馬酔木は満開だった。
鐘楼も国の重要文化財に指定されている。
岩場が続く男性的な三草コースと異なり、自然林に囲まれ史跡も多い静かな朝光寺コースは良く整備されお二人も満足していただけたようだ。二人を三草登山口に送り届け散会した。
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