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新緑が美しい!!丹波の名峰「弥仙山ハイク」

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ゴールデンウイークに入り、新緑が美しい季節になった。いつもの山仲間で平成最後のハイクに出かけた。今日の山は「丹波槍」「丹波富士」と呼ばれ。修行の山としても知られる名峰「弥仙山(みせんさん)」。

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三田を7時半過ぎに出発し、最も近い舞鶴道・舞鶴西ICから登山口を目指したが途中の道路が通行止めになっており、やむなく京都縦貫道・綾部安国寺ICに迂回し、南側より登山口を目指すと「丹波槍」と呼ばれる「弥仙山」の鋭鋒が見えてきた。

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【9:15】30分ほどロスしたが綾部市於与岐町大又の登山口に到着する。

登山口には広い駐車場が整備されているが多くの車で驚く。「弥仙山」と所縁の深い「大本教」の神事の日と重なったようだ。出発準備を整える。

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登山口には近畿自然歩道の立派な標識が整備されている。

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【9:30】「歓迎 大本弥仙山参拝団」と書かれた大きな垂れ幕の下をスタートする。

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小川に沿って進む。左手に「水分神社」が見えてきた。

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山野草が可愛い花を咲かせている。「ムラサキサギゴケ」

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【9:37】山道に入ると石標や石仏が残り、沢を渡り歩を進める。

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「マムシグサ」

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【10:01】沢沿いに進み「於成寺古跡」前を通過する。

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苔むす長い石段を登る。

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【10:05】「於成神社」に到着し、一休み。

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神社境内内に「大本開祖御出修之地」と書かれた石碑を見つけた。

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【10:08】神社裏には「ハシリドコロ」が群生していた。猛毒があるそうだ。

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急斜面を九十九折に登る。大本参拝団の皆さんが息を切らせながら登っている。

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登山口からの距離が書かれた石標が進捗を教えてくれる。

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「イカリソウ」

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「フデリンドウ」

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【10:32】尾根道に入り進むと山頂へと「改心の道」の分岐に着き、山頂へ向かう。

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【10:35】スタートから1時間5分ほど分岐からグルっと回り込むように山頂に到着する。山頂には「金峰神社」が建ち、多くの信者で賑わっている。

「金峰神社」は7世紀後半に役行者が修行し、行基が奥の院として開基したそうだ。

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「弥仙山(みせんさん)」は標高664m、「関西百名山」にも選定されている。

今日4月28日は開祖ゆかりの日でこれから神事が始まりそうだ。記念写真を撮って早々に後にする。

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【10:50】分岐に戻り、「君尾山」に続く修行の道「改心の道」へ右折する。

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新緑が美しい自然林の中を程よいアップダウンを繰り返しながら「改心の道」を進む。日射しが無く寒い!

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【11:16】四等三角点「於与岐町」のあるP576.4に着き、少し早いが昼食とする。

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昼食後は毎度楽しみなM子さんお手製の美味しいケーキをいただく。

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【11:55】40分ほど休み、スタートすると日が射してきた。太陽は新緑の美しさを一層引き立たせてくれる。

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【12:14】「改心の道」と登山口に戻るルートの分岐に到着一休みし、もう少し「改心の道」を進むことにする。

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しばらく進むと、突然我がチームの植物博士Uさんが立ち止まる。「コシアブラ」と言い、上質の山菜で天ぷらやサラダに最適だとか?良い香りがする。

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良く整備されたコースだがさすがに分岐を越えて歩く人は少ないようだ。倒木が進路を遮る。

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【12:41】次の目的地「元権現跡展望所」に到着した。バックの樹木越しに「弥仙山」の鋭鋒が見える。

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このコース、唯一難点を言うと眺望が良くない事だが、ここからは間近に「長老ヶ岳」を見る事ができた。

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「長老ヶ岳」をバックに記念の一枚。

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【13:12】展望所からは来た道を引き返し、周回コース分岐から下山路へ進む。

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新緑の中、快調に下山する。

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【13:27】林道に出る。

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いつもは猛スピードで駆け抜ける単調な林道歩きだがこの道はたくさんの山野草が花を咲かせていてじっくり楽しみながら歩を進める事ができた。

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「ヤマルリソウ」

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「タチツボスミレ」

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「ヤエミヤマキンポウゲ」

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「ヤマブキ」

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「ムラサキケマン」

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「キランソウ」

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「キジムシロ」

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ゴール間近で林道が崩落していた!慎重に迂回し進む。

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【13:58】出発点の登山口駐車場に到着する。

コースタイムは4時間10分ほどだが、休憩し、お弁当食べ、花を見て4時間半で戻って来た。スタートは30分遅れたがゴールは計画よりちょうど1時間早い!健脚揃いの素晴らしいメンバーです。

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帰り道「京綾部みやび温泉 大家族の湯」に立ち寄り汗を流して帰路についた。

設備も揃い、清潔感のある良い日帰り温泉だが5月20日で閉館だとか!?もったいない!!

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今日のコースは

於与岐登山口→於成神社→弥仙山(金峰神社)→P576.4→周回コース分岐→元権現跡展望所→周回コース分岐→林道→於与岐登山口

活動距離 8.1km、高低差 456m

新緑や花々も美しく、史跡も多く、危険個所も無く整備も行き届く良いコースだ。展望がイマイチな事が残念だ。これで「関西百名山」もちょうど50座となり、折り返しとなったが遠隔地が多く残り、まだまだ大変だなぁ!?

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