ブナの原生林にワラビ採り!「三久安山ハイク」
「ふるさと兵庫100山」踏破まで残り3座となり、山仲間お二人にお付き合い願い、98座目「三久安山(さんきゅうあんざん)」に向かった。宍粟市波賀町にあり宍粟の山ラスト、宍粟50名山では19座目となる。
今日のコースは
引原登山口→P981.6三角点→溝谷登山口分岐→三久安山 往復
活動距離 5.4km、高低差 463m、コースタイム 4時間
中国道・神戸三田ICを7時半過ぎにスタートし、山崎ICで降り、国道29号線を北へ進み、音水湖畔に入り、野外活動センター、三久安山の案内に従って右折し、林道を入る。
【9:15】三田から1時間45分ほどで林道の舗装路の終点、登山口に到着する。路肩が広がり、3~4台の駐車スペースがある。
出発準備を整える。
【9:28】登山口をスタートする。
登山口周辺にはミツマタが群生している。満開時期には見事であったであろう!
「ホウチャクソウ」も咲いていた。
登山口をスタートするが周辺は林を伐採した時に整備されたのか?急勾配の林道が続き、遮るもの無く直射日光を浴び、汗びっしょりで歩を進める。
心配された道標は整備されていて迷う事は無さそうだ。
【9:54】林道と分かれ、山道に入る。
急勾配の伐採地と植林地の境目を登る。
【10:07】急な斜面を登り切り、自然林の中の尾根道に出る。
植林帯の尾根道を快適に進む。
【10:14】標高981.6mの四等三角点に到着。
心配されたコースだが道標やテープもあり、踏み跡もしっかりある。迷う心配なく自然林の中、アップダウンを繰り返しながら快調に進む。
大きな岩の横を進む。
オオカメノキの下を進む。
【10:45】溝谷登山口からルートと合流する。
新緑の眩いブナの原生林が広がり気持ち良い。山頂は近い。
【10:55】標高1123m「三久安山(さんきゅうあんざん)」山頂に到着する。安産祈願の山名のようだが、その由来は良くわからない。ふるさと兵庫100山」「宍粟50名山」に選定されている。
コースタイムは2時間から2時間15分ほどだったが1時間半足らずで着いた。さすがに精鋭メンバーです。
山頂はフラットで広場になっているが周囲は木々に囲まれ、ほとんど展望はきかない。
昼食には少し早い時間であったが、ゆっくりと昼食タイムとした。
出発前に今日の元気なメンバー3人揃って記念の一枚です。
山頂に着いた頃は日が射していたが昼食を取っていると曇ってきた。雨の心配は無さそうだが1000mを越える標高だけに気温が急に下がり涼しい。
【11:39】45分ほど休み、往路と同じ道を下山スタートする。
ブナやハウチワカエデなどの原生林が残り、快適な尾根道を歩く良いコースだが、難点は展望が無い事だ。981.6mピークの先から南側の展望が開くのが唯一だった。「一山」から「東山」を見る事が出来る。
真っすぐに下山すれば1時前には下山してしまいそうなので、斜面の伐採地でワラビ採りをすることにした。
これほどのワラビの群生地を過去見た事が無いほどだ。
あっという間に袋もいっぱいだ。
急勾配の林道を進むと道の両側にはガマズミの一種、ゴマギが満開で美しい。
のんびりと林道を下る。
【13:19】ワラビ取りながら下山したので1時間40分もかかってしまったが、4時間足らずで出発点の駐車スペースに到着する。
コース整備はどうなっているか?標識は?と不安を持ってのスタートだったが、標識や道の整備とも十分で特に尾根道は快適でコースタイムより大幅に短縮して下山出来た。ブナの原生林が快適さを助長してくれた事は言うまでもない。また久しぶりのワラビ採りも満喫でき記憶に残る98座目踏破の「三久安山ハイク」となった。
波賀温泉「楓香荘」で汗を流し、予定より早く帰路についた。
« 新緑に包まれて快適な「和田寺山ハイク」 | トップページ | 雨上がり!アップダウンが続く99座目「久斗山ハイク」 »
「日帰りハイキング」カテゴリの記事
- 登り納めは裏六甲「七曲滝」の氷瀑偵察!(2021.12.29)
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
「ふるさと兵庫100山」カテゴリの記事
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
- 「摩耶山」へ六甲全縦3/4日目を歩く(2021.12.02)
« 新緑に包まれて快適な「和田寺山ハイク」 | トップページ | 雨上がり!アップダウンが続く99座目「久斗山ハイク」 »
コメント