変化に富んだ面白いコースだが・・「青葉山ハイク」
心配された天気だが予報が好転し、予定通り相野駅山の会、7月の月例ハイクに出かけた。
今日の山は「青葉山」。福井県大飯郡高浜町と京都府舞鶴市にまたがり、東部側からはその山容から「若狭富士」と呼ばれ、「関西百名山」にも選定され人気の山だ。
【9:20】いつものバスで相野駅7時、市島支所8時と回り、舞鶴道舞鶴東ICで降りて一般道を走って「松尾寺」駐車場に到着する。
出発準備を整える。
今日のコースは距離は短いが変化に富んだ中級コースです。
松尾寺→青葉山(西峰)→青葉山(東峰)→中山寺
活動距離 5.4km、高低差 610m
新メンバーもいたことから山門を入り、境内で朝礼からスタートする。
西国三十三ヶ所巡り第29番札所「松尾寺」石段を登る。
西国札所巡りをしていた時以来何年ぶりか?昨夜からかなり雨が降ったようで雨に煙り良い雰囲気が漂う。
【9:36】参拝を済ませ、裏から登山道に入る。
天気予報ではもう少し良いはずだったが、雨は降ってはいないもののドンより曇り、昨夜からかなり降ったようで草木は濡れている。良く整備されたコースを進む。
【10:09】良く整備されたコースだが徐々に傾斜はきつくなる。初ロープの激上り手前でひと休み!
激上りに入る。しっかりと補助ロープが設置されていてロープに頼り過ぎず慎重に登れば問題ない。
続いて長い階段が現われる。
鬱蒼とした自然林が広がり、何とも言えぬ雰囲気だ。
朽ちかけた石垣の上に石灯篭、小さな祠が立つ。
【10:57】青葉山西峰の山頂下に建つ「青葉神社西権現」に到着する。
山頂へは神社裏の岩場を登らねばならない。
【11:04】標高692m「青葉山西峰」山頂に到着。狭い岩場の上が山頂だ。
山頂からは北側の日本海側内浦湾の眺めを期待していたが深いガスの中で何も見えない。
この花は青葉山だけに自生すると言われる天然記念物「オオキンレイカ」のようだ。
【11:18】東峰に向けスタートする、
大きな岩の裂け目の中を通る。
東峰への上りに差し掛かるとハシゴやロープの連続となる。
雨に濡れて滑りやすく慎重に歩を進める。
馬の背のような岩の上を慎重に渡る。
【12:02】標高693m「青葉山東峰」山頂に到着する。
「青葉山」は双耳峰で東峰が1m高く、こちらが山頂とされている。山頂は両峰とも福井県高浜町側となる。
全員揃って記念写真。今日の参加は男性9名、女性8名で合計17名です。初参加のメンバーのお孫さんも参加し、年齢は8歳から85歳までとてもバリエーションに富む構成となった。
山頂には青葉神社の祠と灯篭が建つ。信仰の山だったことが良くわかる。
昼食とする。
途中の岩場でも見た花々が周辺の岩場でも咲いていた。カワラナデシコ
イブキジャコウソウ
ホタルブクロ
【12:40】下山スタートです。
同じ山かと思うくらいの快適な下山路だ。快調に下る。
【13:06】金毘羅社に着き、一休みとする。
【13:18】立派な展望台に着くが、相変わらず深いガスがかかり、何も見えない。
【13:37】高野への分岐を中山寺に向け直進する。
シャガの大群生の中を進む。
【13:54】中山口に着き、歩いてきたコースを振り返る。
【14:13】中山寺境内に入る。
「中山寺」は真言宗御室派の寺院で、「松尾寺」と同じく山号は「青葉山」だ。
境内からは初めて若狭湾を見る事ができた。
【14:20】中山寺駐車場で待っていてくれたバスに乗り、今日のハイクも無事終了だ。
帰り道、西舞鶴の「たかお温泉 光の湯」で汗を流して帰路につく。
今日のコースは噂通り変化に富んだ面白いコースだった。雨に濡れていて滑りやすく細心の注意が必要だったが怪我無く無事終了し、ひと安心だ。
雨にはほとんど会わなかったが終始深いガスの中で楽しみにしていた北側若狭湾側の美しい展望が何も見れなかったのは残念だ。また若狭富士、丹後富士と呼ばれる美しい山容を望む事も出来なかった。
天気の良い日、秋か春に再度訪れよう!
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