下見を兼ねて東六甲「座頭谷から宝塚ハイク」
月曜日から北アルプス「剱岳・立山登山」に出かける予定だったが、梅雨が明けず好天が期待できないため延期となった。ならばどこかへと、先月末予定していたが雨のために秋以降に延期となっている東六甲「座頭谷ハイク」に下見を兼ねて、経験者Uさんと向かった。
今日の予定は
宝塚駅=知るべ岩バス停→座頭谷→元みつばちハニー農場→六甲全山縦走路→大平山→岩倉山→岩倉山東尾根→宝塚駅
活動距離 9.3km、高低差 647m
【9:20】宝塚駅に集合し、阪急バス「有馬温泉行」に乗車する。
【9:32】有馬街道に入り、「知るべ岩」バス停で下車し、進行方向、坂を上る。
50mほど上り、左折し何の目的で作ったのか?立派な通称「万里の長城」橋を渡る。
その先、山道に入る。
マイナーなルートで終始、標識は無く、踏み跡とテープ、GPSを頼りに慎重に進む。
【9:49】兵庫県砂防発祥の地の大きな看板あり。
【9:53】慎重に渡渉する。
新旧の堰堤が続く。
堰堤を左側から巻き、登る。
【10:10】広い河原に出て、「座頭谷」を進む。
「座頭谷」はその昔、ここを通りかかったひとりの座頭が道に迷い、ついには行き倒れになったという言い伝えから名づけられたそうだ。
奥へ進むと、風化した花崗岩の奇岩が並ぶ岩壁が近づいてきた。
黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」など昔から映画やテレビのロケに使われてきたようだ。
広々とした座頭谷の中を進む。
【10:34】25分ほど河原を進んできたが、テープを頼りに奥へ進む。
急斜面の笹やぶを汗びっしょりになり登る。
【10:56】スタートから1時間半足らずで「六甲みつばちハニー農場」に到着する。すでに営業停止しているようだ。
車道に出て六甲全山縦走路への最短ルートを探る。
GPSを頼りに最短ルートを探り、汗びっしょりで急坂を登る。
【11:39】六甲全山縦走路に出て、ひと安心!早速、昼食とする。心地よい風が吹き抜け気持ち良い!
【11:59】20分ほど休み、宝塚に向け、六甲全山縦走路をスタートする。
眺めの良い場所に出た。手前には甲山、北山貯水池や阪神競馬場が見え、大阪平野から遠く、生駒、大和葛城、金剛山が良く見える。その向こうの峰々まで見える。それほど晴れているわけでは無いがこれほど遠望できるのは珍しいのでは?
ヒヨドリバナが咲いていた。
大平山、譲葉山、岩倉山と標識に従って縦走路を宝塚を目指す。
オカトラノオも終わりかけか!?
ノギランです。
【13:15】縦走路から岩倉山東尾根を下山する。標識は無く、枝で誤侵入防止措置も取られている。知る人ぞ知るコースで、塩尾寺を通らずショートカットできる。さすがにUさんは詳しい!
眼下に宝塚の街が良く見える。
季節は順調に進んでいる!栗のイガも大きくなってきた。
【13:32】全山縦走路に合流する。
【13:38】六甲山全山縦走時にゴールだった「塩尾寺休憩所」を通過する。
【13:46】住宅地に降りてきた。
武庫川を越え、宝塚駅も近い。
【14:02】「知るべ岩」バス停をスタートしてちょうど4時間半で阪急「宝塚駅」にゴールする。
時間もまだ早く、汗びっしょりになったので駅前でぐいっ!と喉を潤して散会した!
六甲山系は主要なコースしか歩いたことはないが、先日の赤子谷と言い、その奥深さには驚く。今回の「座頭谷」は標識が整備されておらず、慎重にコース確認をしながら進まねばならないが特に危険な場所は無い。増水時は注意が必要だな!?
これで秋以降に同行予定のモザールの皆さんへのガイドはいつでもOKだな!?
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