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好天に恵まれ「扁妙の滝」から「笠形山ハイク」

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相野駅山の会2月例会は「笠形山ハイク」を当初、2月16日(日)に計画していたが、雨天で順延し、好天に恵まれた24日(月)に実施した。

当初は「扁妙の滝」で氷瀑を見よう!と言う企画であったが、暖冬でポカポカ陽気の春を思わせるハイクとなった。

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今日のコースは

グリーンエコー笠形→扁妙の滝→笠形山→笠の丸→笠形神社→大鳥居

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【9:25】8時過ぎに相野駅を出発し、中国道・播但道と乗り継ぎ、神埼南ICで降り、登山口のある「グリーンエコー笠形」を目指し、登山口のある奥のキャンプ場に着く。

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標識を見て、ルートを確認する。

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【9:35】出発準備を整え、スタートする。

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暖冬の影響か?早くもミツマタの花が咲き始めている。

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スタート早々「オウネン滝」が姿を現す。落差24mほどの滝だがなかなかの迫力だ。

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続いて厳しい急坂の階段が続く。

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ガレ場を進む。以前、笠形神社側のコースを登ったが、こちらの方が変化に溢れ断然面白い!

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標識は整備されていて迷う心配は無い。

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【9:56】「扁妙の滝(へんみょうのたき)下に到着する。落差65mの大きな滝で全容はよく見えない。やはりぽかぽか陽気で全く凍結していないが、氷漠化すれば凄い迫力であろう!?今回は残念であったが、是非リベンジしたいものだ。当地ゆかりの江戸時代の僧「扁妙」から名づけられたそうだ。

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またも急坂となる。

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【10:09】「扁妙の滝」の全貌を見渡せる滝見台に着き一休みだ。

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ついに全貌を現した「扁妙の滝」。ますます氷漠化した姿を見たくなった。

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山頂目指して、山の斜面を九十九折に登る。

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ガラッと雰囲気は変わり、静かなナメ滝に沿って進む。

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【10:42】五合目の休憩所に着く。一合目ごとに標識が立ち、進捗がよくわかる。

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水辺の広場と名づけられた東屋で一休み!

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流木が多いが、静かな良い雰囲気が続く。

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変化に富んだ上りが続き、またも急階段だ!

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手入れの行き届いた杉の植林帯の巻き道を進む。

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【11:32】尾根道の鞍部に着き、一休みだ。右に行けば山頂、左に行けば「笠の丸」となる。

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最近見なくなったなぁ!霜柱をザックザク!

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「じゅうたん通り」と呼ばれる自然林の快適な稜線上を進む。

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最後の上りに差し掛かる。

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【11:48】標高939m「笠形山(かさがたやま)」山頂に到着する。

笠をかぶせたような形からその名が付いたそうだ。古くから信仰の山として知られ、「関西百名山」「ふるさと兵庫100山」にも選定される別名「播磨富士」人気の山だ。一等三角点の山でもある。

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全員揃って記念の一枚。

男性10名、女性6名の合計16名の参加で山の会のアイドルSちゃんも来てくれて大盛り上がり!

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ちょうどお昼になり、ポカポカ陽気の下で昼食をとる。

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山頂からは360度の素晴らしい展望が広がる。

北北東方向には稜線伝いの遠くに「千ヶ峰」が見える。

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北西方向には「段ヶ峰」など千m峰が並び、その奥遠くに見える真っ白に雪を被る山は「氷ノ山」か?

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【12:33】のんびり45分ほど休み下山スタートする。

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眼下にはこれから向かう南峰の頂「笠の丸」が見える。

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【12:51】稜線上を進み、鞍部の合流点を直進し南峰の山頂「笠の丸」に到着する。

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振り返れば「笠形山」山頂の東屋が良く見える。

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一休み後、「笠形神社」に向け下山スタートする。丸太で組んだ急階段が続く。以前このコースを上った時は思わなかったが単調な下りが続き嫌になる。

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【13:14】市川町の文化財にも指定される「笠形神社」に到着する。創建は1300年前も前で、麓の大鳥居前で出会った宮司さんは25代目だとか!?

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周囲はスギやヒノキの大木に囲まれる。姫路城の昭和の大改修の際に心柱として切り出された事を記念する石碑が立てられている。

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市川町の天然記念物に指定される樹齢850年を超えると言われるご神木「笠形夫婦杉」は見事だ。

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スギ林の中、参道を下る。

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カエルの声が轟く!水たまりにカエルが異常発生していた。国内では最も早く繁殖活動に入るニホンアカガエルか?多くのカエル、そして気味悪い卵と見た事の無い光景が広がる。

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往時を偲ばす丁石地蔵が並ぶ。

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ミツマタの花が咲き始めているが満開までもう少し時間はかかりそうだ。

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【13:52】「笠形寺」前を通過する。

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参道を下り、シカ除けガードを出る。

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【14:01】バスが待ってくれていた「大鳥居」前にゴール!スタートから約4時間半と皆さん快調に下山し、予定より早く到着だ。

春を思わせる好天に恵まれ、変化のあるコースで豊かな自然、史跡も多く、素晴らしい展望も広がり、コース整備も行き届いている。氷瀑は見れなかったが記憶に残る満足の行くハイクとなった。変化に富む「グリーンエコー笠形」側、神河町からのコースを是非お薦めしたい!

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予定していた日帰り温泉が廃業しており、バスを走らせ西脇の「官兵衛の湯」で汗を流して、のどを潤し帰路についた。

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