「雲母坂(きららざか)」を登って「比叡山」へ!
O先輩から声がかかり急きょ「比叡山」に登る事になった。7時前に家を出て、JR、京阪電車、叡山電車と乗り継ぎ向かう。
「比叡山」には過去数度登ったが、今回の「雲母坂(きららざか)」ルートは初めてだ。
今日のコースは
叡山電車「修学院駅」→鷺森神社→曼珠院→雲母坂→比叡山山頂バス停→大比叡山頂→坂本ケーブル「延暦寺駅」
活動距離 7.4km、高低差 上り 847m、下り 278m、コースタイム 4時間10分
【9:25】叡山電車「修学院駅」に着く。
出発準備を整えていると一両編成のきれいな電車・観光列車「ひえい」号がやってきた。
【9:33】スタートし、北山通から白川通に入る。
梅が咲き始めた「鷺森神社」参道を進む。
【9:47】まずは「鷺森神社」を参拝。塵一つ無くきれいに清掃されている。
続いて「曼珠院」に向かう。正面遠くに「比叡山」が見えてきた。
【10:04】「曼珠院」前を通過する。
【10:12】音羽川に架かる「きらら橋」を渡り、「雲母坂」に向かう。
【10:19】比叡山登山口から「雲母坂」に入る。
「雲母坂(きららざか)」は比叡山と京の都を結ぶ主要ルートの一つで都から勅使や修行僧が行き来した最短路だそうだ。ロマンチックな名前の由来は京都から見ると雲が生じるように見えるとか雲母が含まれる花崗岩由来の砂が多いとか諸説あるようだ。
一昨年9月の台風被害の倒木が今なお残るがきれいに整備された登山道を進む。
Ⅴ字形に切れた登山道が続く。
スタート早々、急登が続き、息が切れ汗が噴き出す。
歩きやすい尾根筋になり、ひと安心だ。
【10:58】「水飲対陣跡」の碑の前を通過する。
このポイントで「京都一周トレイル東山コース」に合流し、立派な標識が立つ。
【11:05】「浄刹結界跡碑」を通過。ここが比叡山との境界線で昔はここから女人は入る事が出来なかったそうだ。
見晴らしの良い所に出た。京都市北部から遠く「愛宕山」が霞んで見える。
【11:42】谷から吹き上げてくる風が強かったのであろう!周囲一帯、倒木の海となっている。コースは整備され、歩行に全く問題は無いが倒木は処理の方法が無いのであろう!凄い光景が広がる。
台風直後はどのような光景だったのか?
往時を偲ばす石仏が並ぶ。
標高を増すと雪が増えてきた。
雪を踏みしめながら山頂を目指す。
【12:14】スキー場跡を横断する。
アイスバーンとなっていて慎重に歩を進める。
【12:33】スタートからちょうど3時間で「比叡山山頂バス停」に着く。
山頂方向を望む。
バスは冬期運休中なので待合のベンチをお借りして昼食とする。
今日もM子さんお手製の美味しいチョコをいただく。
【12:56】山頂目指してスタートする。
【13:06】標高848m比叡山最高峰の「大比叡」山頂に到着。
山頂は木々に囲まれ展望は効かず一等三角点があるのみ。
今日のメンバー揃って記念の一枚です。
足元に注意しながら下山スタートする。
【13:21】智證大師御廟前を通過する。
【13:39】坂本ケーブル「延暦寺駅」に着く。今日のハイクはここまでで下山はケーブルを使う。
駅舎屋上からは素晴らしい眺めだ。琵琶湖が眼下に広がる。
霞んではいるが大津方面も見える。
14時発のケーブルカーに乗車する。
坂本ケーブルは国内で最長だそうで11分で麓とをつなぐ。
バスを乗り継ぎ、JR湖西線比叡山坂本駅に着く。
大河ドラマ「麒麟がくる」明智光秀ゆかりの地だけに多くの幟が立ち並ぶ。
帰り道、時間も早かったので大阪で下車して天満の「春駒」によって美味しい寿司をいただき散会する。
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