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三田里山山歩「母子大池から奥山川渓谷を巡る」

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先日、奥山から奥山川渓谷を歩いた際に渓谷合流点で「母子大池へ」と書かれた標識を見つけた。意外な気がして帰宅後地図を確認すればルートは確認できないが、確かに近い!ネットで調べると歩かれた方の記録も掲載されていた。

ならば天気も良さそうだし、その方の足跡を辿ってみようかと出発点の「母子大池(もうしおおいけ)」に向かった。

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【9:20】「母子大池」の東側駐車場に到着する。ここは標高400m以上あり、さすがに空気はひんやり冷たい!

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今日のコースは

母子大池→紅葉とせせらぎの道→沢→古池→奥山川→関電巡視路(鉄塔NO.31)山越え→紅葉とせせらぎの道→林道→母子大池

活動距離 約10km、累積高低差 665m、コースタイム 約5時間

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「母子大池」にやってくるのは「みんなで歩こう 元気な三田」(母子・永沢寺コース)を歩いた時以来、約4年ぶりだ。ここから引き返したことを思い出す。

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【9:30】出発準備を整え、上青野まで続く「紅葉とせせらぎの道」をスタートする。

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母子名産の茶畑横を進む。

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良く整備された池畔の静かな小径を進む。聞こえるのは小鳥のさえずりだけ!

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「瑞穂豊穣の水落」と三田市長筆の大きな石碑が立つ。

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「母子大池」静かな大きな池だが昭和8年に出来た人工湖との事。

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【9:58】池の周りには遊歩道あり調子に乗って行きすぎてしまった。気づいて戻り川に沿って「紅葉とせせらぎの道」を下る。

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青野川の支流に沿って「紅葉とせせらぎの道」の緩やかな下り坂を進む。

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【10:05】7-8分下り、右手に川にそそぐ小さな沢を見つけ、沢沿いに右折する。

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明確な道は無く、唯一テープを発見したが、この後は一つも見つける事が出来なかった。

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沢に沿って歩きやすい場所を選びながら上れば問題は無い。

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【10:24】峠に着く。この峠が分水嶺になっていて今度は沢に沿って下る。

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こちら側の方が歩きやすい。

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【10:34】程なく広い場所に着いた。水量は減っているが「古池」と呼ばれる池だ。

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池の周りに道は無いかと探していると、原形を留める炭焼き窯跡を見つけた。登山中に良く見つけるがこれほど原形を留めているの珍しい。今でも使用できるのでは?

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【10:43】道は見つからず、結局、池の底を歩いて対岸の堤防に出た。

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「古池」から勢い良く水が出ている。放流口だ。

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「古池」から小川に沿って下る。この川が「奥山川」の上流となるが、道は無く、テープも見当たらない。

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【11:07】「奥山川」は「古池」から注ぐ沢と「新池」から注ぐ沢が合流しているが、この小さな滝は「古池」からの合流点手前にある。

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こちらは「新池」からの合流点の滝だが、明らかにこちらの方が水量が多い。

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川から離れ、道っぽい所を進むが、やはりテープは見つからない。

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渡渉を繰り返し進む。

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【11:21】見覚えのある「奥山」から下山ポイントに合流する。

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これが今回のハイクをするきっかけとなった「母子大池へ」の小さな看板だ。しかしはっきりとした道は何も無かったなぁ!?

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三回目となるコースだが以前より水量多く渡渉に神経を使う。

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大きな滑床も水量多く手前を渡渉する。

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【12:03】堰堤を流れ出る水量も明らかに多い。

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【12:05】関電巡視路を示す火の用心の標識を確認して左折する。

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最後の渡渉となるが、水量多く最も気を使った。

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【12:10】最後の渡渉を終え、時間もお昼となったので河原でのんびり昼食とする。

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【12:31】さてこれからは今日初めての山登りとなる。

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ここでも炭焼き窯跡を見つけた。この後にも一か所あり、関電巡視路として作られた道かと思ったが昔からの古道を巡視路として利用しているようだ。

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【13:10】山頂に着くが山名標識などは見当たらなく、眺めも良くない。

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【13:15】稜線上を少し進み、関電鉄塔NO.31に着き、ひと休み!南側の須磨田三山や焼山が良く見える。

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西側には「奥山」が見える。

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【13:20】稜線を少し戻り、案内に従って下山スタートする。

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関電巡視路特有の樹脂製階段が設置されているが、急傾斜で落ち葉が堆積し、歩きづらい!補助ロープも付けられている。

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岩がゴロゴロ!予想外に歩きづらいコースだ。

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【13:52】「紅葉とせせらぎの道」に合流する。

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青野川の支流に沿って緩やかな上り坂を進む。

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【14:02】1km毎に標識が立つ。母子大池までは残り3kmガンバロー!

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【14:13】旅の安全を祈るお地蔵さんが残る。この道は上青野から永沢寺に抜ける古道で参拝客が往来したそうだ。

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川沿いの単調な道が続く。半分くらいは舗装路だ。

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【14:29】単調な「紅葉とせせらぎの道」を避け、林道に入る。

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気持ち良い林道を進む。

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林道を抜け、茶畑の横を進む。

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【14;50】一回りして出発点の「母子大池」駐車場に着く。

今回のコースはもう少しわかりやすいかと思ったが道なき道が多く疲れるコースだった。母子大池と奥山川渓谷は魅力あるが、他はあまり魅力無いかな?

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