好天に恵まれ京都「愛宕山スノーハイク」を楽しむ。
ようやく冬らしい天候となり、各地から雪の便りが届くようになった。いつもの山仲間で雪が楽しめる山に行こう!となり、奈良の「高見山」に樹氷を見に行こうとなったのだが、途中の道路が凍結の恐れあり、冬用タイヤの装備が必要との事。やむなく断念し、手軽に雪を楽しめる京都の「愛宕山」に変更した。
我が家を6時半に家を出て、宝塚から阪急電車に乗換え、嵐山に向かう。
【8:51】阪急嵐山駅に到着する。新型コロナウイルスの影響か?観光客はいつもより少ない感じで、逆に登山客が目立つ。
【9:34】京都バスに乗り、登山口の「清滝」のバスターミナルに着く。
【9:40】出発準備を整え、出発する。
今日のコースは
清滝バス停→清滝→大杉谷コース→愛宕神社→表参道→清滝→清滝バス停
活動距離 10.2km 高低差 約1050m、コースタイム 約5時間
【9:46】清滝川に架かる橋を渡り、川に沿って右折する。
前方に雪を被る「愛宕山」山頂が見えてきた。(Oさん撮影)
【9:55】「京都一周トレイル」北山西部コースとの分岐を通過する。
スギの植林帯の中を進む。
【10:04】「月輪寺コース」との分岐に着き、左折「大杉谷コース」に進む。
登山道に入り、傾斜もきつくなってきた。
【10:39】傾斜は緩急を繰り返しながら良く整備されたコースを進むが日陰部に雪が目立ち始めた。
【10:44】左の急坂を登ると表参道に繋がるようだ。ほぼフラットな右ルートを進む。
【10:49】東南東方向の展望が開ける。
大杉谷に沿って標高を上げて行くと雪の量が増えてきた。良く晴れて急に気温が上がったせいで木から雪がボタボタ落ちる。
谷道と分かれ、植林帯の斜面を九十九折に登る。
【11:34】再び「月輪寺コース」に繋がる稜線に出る。
【11:47】見晴らしの良い休憩所に出た。愛宕神社の休憩所は混雑が予測されるので、日当たり良く、寒くもないのでここで昼休み、昼食とする。
雪上での昼食だ!
今日のメンバーは5人!相変わらず元気なメンバーです。
【12:24】30分ほど休み、「愛宕神社」目指しスタートすると間もなく主稜線に出る。
主稜線上を逆行し、眺めの良い所まで行って見た。ポコッと高いのは先日登ったばかりの「比叡山」だ。
比良山系はかなり積雪量がありそうだ。
上り坂はアイゼン装着しなくとも歩行に支障は無い。神社を目指す。
【12:33】「愛宕神社」長い石段下に着き、早速再び皆さん揃って記念の一枚。
長い石段を上る。日当たりの良い所は雪が融けている。
雪と青空がマッチして美しい光景が広がる。
「愛宕神社」本殿に着く。
「愛宕山」は標高924m、京都市最高峰の山で「関西百名山」にも選定されているが、山頂は神域のため入山できず、三角点は少し離れた所にある。
【12:40】本殿内に入り参拝する。
「愛宕神社」は全国約900ある「愛宕神社」の本社で火伏、防火に霊験のある神社で京都市民に長く深く親しまれている。
素晴らしい雪景色を満喫しながら下山スタートする。
【12:50】石段下の境内に出る。
木の間から京の街が美しい。
表参道下山前にアイゼンを装着する。私も一年ぶりにチェーンスパイクを装着。
【13:05】アイゼンを装着し、下山スタートする。
黒門が見えてきた。
【13:21】雪の量は減って行き、べちゃべちゃの参道を進み、水尾との分岐点「水尾岐れ」の小屋に着く。
わずか20分足らずの装着時間だったがアイゼンを外す。
【13:35】アイゼン外して下山再スタートする。ここから清滝までのコースタイムは80分、バスの時間は14時50分、と言う事は75分しかない。スピードアップして下ろう!
眺めの良い所を通過する。京都市内を見渡す。
【13:49】三十丁休憩所を通過する。
鳥居本の一の鳥居を起点として愛宕神社までは50丁(約5.5km)の行程だ。
【14:00】二十二丁の丁石を通過する。丁石や地蔵が多く残り、案内板も整備され史跡も多い。しかし先を急ぐため、ゆっくり鑑賞する時間無し!残念!
【14:20】一昨年登ったケーブル廃線跡横を通過する。
「伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕さんへは月参り」とあり、大変な山道だが古くから京の人々に長く親しまれていた霊山であることが良くわかる。
【14:22】清滝の鳥居にゴール!!ここから車道をバス停まで歩くだけだ。
【14:28】清滝バス停に到着。「水尾岐れ」からコースタイム80分のところ54分で下山できた。バス時間にはまだ20分以上ある。皆さんの健脚ぶりにはびっくりだ。
阪急嵐山駅前の「Cafe RanZan」に入り、喉を潤し、帰路についた。
好天に恵まれ、今シーズン初のスノーハイクを楽しむことができた。欲を言えばもう少し積雪量があれば良かったが、暖冬で雪不足が続いていた現状を見れば良し!とせねばならないだろう!?
「愛宕山」を登るのは一昨年11月以来だが、当時進路を妨げた倒木はほとんど撤去されていた。コース整備の皆さんに感謝したい。
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