ツツジ咲き変化に富んだ夢前の播磨富士「明神山」
相野駅山の会、3月の月例ハイクは夢前の播磨富士「明神山」(姫路市夢前町)。当初はいつもどおりチャーターバスの予定であったが新型コロナウィルス感染防止のためにバスはクラスター発生の3要因全てに合致するため、急きょマイカー分乗に切り替えた。
「ふるさと兵庫100山」達成を目指した時以来の3年ぶりとなるが今日は天気が心配!天気予報は曇りのち雨だが降りだす前に下山出来るか?
中国道「夢前SIC」で降りて5分ほど登山口のある「夢さき夢のさと農業公園」駐車場に5台に分乗して集合する。
今日のコースは
夢さき夢のさと農業公園→Cコース→明神山→Aコース→夢さき夢のさと農業公園
活動距離 約5km、累計高低差 573m、コースタイム 約3時間半
新メンバーも加わり、まずは朝礼からスタートする。
【9:20】案山子のお出迎えを受けて「明神山」に向けスタートする。
案内にしたがってCコース方向に右折する。
「兵庫50山 夢前の播磨富士 明神山登山口」と書かれた立派な石標が立つ。
【9:24】Cコースに入る。
最初からなかなかの急登だ。
コバノミツバツツジが満開近く、山はピンクに染まっている。
【9:34】最初の大岩「屏風岩」下を通過する。
岩場を登る人がアリのように見える。さあ!岩場のスタートだ!
【9:43】「観音岩」に取り付くがロープが張られ、足場も付けられ安全は十分確保されている。
「観音岩」からの素晴らしい眺め!
「観音岩」上を慎重に進む。
「明神山」の三角錐の格好良い山容が良く見える。
コバノミツバツツジの群落が疲れを癒してくれる。
なかなか絵になる構図です。
【9:58】長い岩場が続く。
【10:02】中間点か!?五合目に到着する。
【10:09】「合掌岩」の上を進む。
【10:33】「がまん坂」の厳しい上りに入る。
【10:37】七合目にあたる「地蔵岳」山頂に着く。標識はよく整備され進捗は良くわかる。
【10:53】一旦下り、最後の上りに入る。まずは「八丁坂」の急登を息切らせて登る!
【10:56】続いて「明神山 最大の危険箇所」と書かれた看板が立つ岩場に入る。
ここもしっかりと養生されていて、慎重に上れば心配はない。
さあ!もう一息で岩場を抜けられる!ガンバロー!
【11:00】九合目に着き、ひと安心だ。
もう一息!山頂が見えた!
【11:03】標高667.9m「明神山」山頂に着く。スタートから1時間43分まあまあ順調にゴールできたかな!?
傍らには小さなお社が立つ。
山頂からは360度の素晴らしい展望が広がる。今日は曇り空で良くは見えないが東方には「七種山」や「七種槍」の鋭鋒が美しい。先月登った「笠形山」がうっすら見える。天気の良い日には瀬戸内海から航行する船まで見えるとか?今日はドンより曇り残念!
全員元気に登頂し、皆さん揃って記念写真。今日の参加は男性14名、女性7名の21名です。
心配された天気も大丈夫そうだ。気温は高く、のんびりと昼食とする。
さすが人気のコースだ。我々と同じようなシルバーグループが多く、山頂は大賑わいだ。
ここもアセビは満開だ。
【11:57】のんびり休憩を取り、Aコースに向け下山スタートする。
見ての通りの鋭鋒だけにスタート早々激下りだ。
「気合い坂」を下る。
【12:21】Aコース、Bコースの分岐に着きひと休みとする。
山頂で出会った地元ボランティアの男性に色々教えてもらう。昨年の明神山登山日数は年間180日、今年も53日目だとか!?完璧に施された補助ロープは彼らが年金から出費して整備してくれているそうで頭が下がる思いだ!岩や坂などいろいろ名前が付けられているが謂れを楽しく教えてもらう。
振り返れば「明神山」の鋭鋒が美しい!
【12:33】「三田岩」に着く。「さんたいわ」とかながふってある。ボランティアの3人のメンバーが全て田の付く名前であったところから「三田岩」と名づけたとか?何それ!
【12:36】続いて「夢展望台」に着く。南方向から往路のCコースの尾根が良く見える。
軽いアップダウンを繰り返しながらミツバツツジのトンネルになった尾根道を快適に進む。
【12:43】六合目を通過する。
【12:50】アップダウンを繰り返しながら到着したが、ここからは激下りになるとの事でひと休み。
「明神山」をバックに「西の丸」へ最後の上りだ。
早速、大きな岩場を下る。
【13:03】五合目に着く。
【13:04】AコースとAuコースの分岐に着く。Auコースは距離は長いが傾斜は緩やかなようだ。Aコースを選択し、左に進む。
【13:12】長い「マンモスの背」を慎重に下る。
「マンモスの背」横に見事に満開のコバノミツバツツジを見つけた。このコースにこれほどミツバツツジが咲いているとは思わなかった。癒される!!
早咲きヤマザクラか?見事に満開だ!
【13:21】続いて「大黒岩」を下る。
【13:34】下山間近の林の中に咲く「コショウノキ」の花をボランティアのオジサンに教えてもらう!
サクラ?蕾が今にも開花しそうに膨らんでいる。
【13:46】往路右折した分岐に着く。
【13:50】スタートから4時間半、下山時間は1時間50分ほどとほぼ予定通りスタート地点の駐車場に戻る。暗くはなってきたが、心配された雨に降られることなく下山できた。
歩いた距離は4kmほどだが、コース変化に富み、標識や補助ロープなどコース整備も行き届いている。山頂からの眺めも良し!山容も格好良い!加えてコバノミツバツツジが咲き乱れ、癒してくれた。メンバーも皆さん満足の表情で人気のコースの由縁が良くわかる一日だった。
« 三田里山山歩「高平ナナマツの森から烏ヶ岳を巡る」 | トップページ | 三田里山山歩「母子の三国ヶ岳(嶽)2座まとめて踏破」 »
「日帰りハイキング」カテゴリの記事
- 登り納めは裏六甲「七曲滝」の氷瀑偵察!(2021.12.29)
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
「相野駅山の会」カテゴリの記事
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 秋真っ盛り!「光明寺」から「角尾山」へ!(2021.11.13)
- 11月とは思えない暖かさ!月例ハイク「三草山」(2021.11.02)
- 三ヶ月ぶりの月例ハイクは「平荘湖」(2021.10.16)
- 緊急事態宣言解除!さあ!10月の「三草山」(2021.10.01)
「ふるさと兵庫100山」カテゴリの記事
- 六甲山最高峰から宝塚へ(六甲全縦完結編)(2021.12.25)
- 駅からハイクのおすすめコース!「中山連山縦走」(2021.12.20)
- 山の会、12月月例ハイクは「摩耶山」(2021.12.11)
- 三田里山山歩「イチョウのじゅうたん・羽束三山を周回」(2021.12.09)
- 「摩耶山」へ六甲全縦3/4日目を歩く(2021.12.02)
« 三田里山山歩「高平ナナマツの森から烏ヶ岳を巡る」 | トップページ | 三田里山山歩「母子の三国ヶ岳(嶽)2座まとめて踏破」 »
コメント