三田里山山歩「高平観福の森から奥山に」

大変な世の中になってきました。今出来る事は今日も近場へのマイカーハイクだ。山仲間を集い、高平の観福の森から奥山へ里山歩きに行ってきた。明日からはしばらく雨模様の予報が続き、今日の晴れを有効に活用したい。

今日のコースは

高平ふるさと交流センター第二駐車場→観福寺→とりで広場→峠→Ｐ３５９→鞍部→奥山→鞍部→薬師堂→水辺広場→高平ふるさと交流センター第二駐車場

活動距離　約４．３ｋｍ、累計高低差　３７３ｍ、コースタイム　約３時間

【10:45】遅めになったが「高平ふるさと交流センター」第二駐車場に集合し、車を置かせてもらう。

【10:58】登山口となる「観福寺」に向けて出発する。

右手を見れば静かな高平の田園風景が広がる。バックに見えるのは先日登った「烏ヶ岳」。その左には遠く「羽束山」が見える。

【11:06】藁ぶきの仁王門が特徴的な「観福寺」に到着。県の指定文化財にもなっているそうだ。

仁王門を入る。

中に入ると正面にこれから登るとりで山が見える。

「観福寺」を参拝。６４０年ころ法道仙人の開基でかつては高平地区の大寺院であったようだ。

【11:10】高平観福の森案内図を確認し、森に入る。

西国三十三所の石仏が並ぶ登山道を上る。

【11:21】朽ちかけた白壁が印象的な金毘羅さんを参る。

とりで広場に向けて進む。

コバノミツバツツジが満開だ。

傾斜が急になってきた。

とりで広場のあずまやが見えてきた。

【11:33】２０分ほどで「とりで広場」に到着する。「ひょうごの景観ビューポイント１５０選」に選定されているようだ。

山頂からは素晴らしい眺望だ。高平地区の田園風景が広がり「景観ビューポイント」に選定されていることが良くわかる。

この立地を生かして室町時代末期には砦が築かれていたようだ。「川原砦」と呼ばれている。

時間は少し早いが昼食を取ることに。

【12:02】「奥山」に向けて下山スタートする。

コバノミツバツツジに癒されながら急坂を下る。

【12:10】「水辺広場」へ通じる峠に着き、「奥山」に向け上りに入る。「高平観福の森」として整備されているのはここまでで徐々に道は荒れている。

コースを確認しながら尾根筋を上る。

【12:21】Ｐ３５９に到着し、ひと休みとする。

Ｐ３５９からの下山路がわかりづらく間違った。右手の方から回り込んで行けば良いが写真のような境界（？）杭を目印に「奥山」まで進めば迷う事は無い。

アップダウンを繰り返しながら進むが最後の上りはきつい！落ち葉が堆積し、急で喘ぎながら進む。

【12:52】「とりで広場」から約５０分で標高４４６．８ｍの「奥山」山頂に着く。山頂からの展望は無い。

山頂には三角点がある。

今日のメンバー６人揃って記念の一枚。

往路と同じ急坂を慎重に下る。

【13:29】「奥山」とＰ３５９の鞍部に着き一休み。

鞍部から西側へ峠道を下る。落ち葉が堆積し、慎重に下る。

倒木もあり、掻き分け進む。

【13:39】しかし１０分足らずでひっそりと佇む薬師堂に着く。

薬師堂からは道がはっきりとしてきた！池畔を進む。

小さなお社が建つ。

沢に沿って下る。

コースを外れ左手に５分ほど登ると「稲荷社」が立つ。

更に進むとまたも小さなお社があった。周囲は石垣あり、昔は大きなお社があった跡地のようだ。この山が信仰の山であった事が伺える。

【13:59】真新しい大きな堰堤の下を進む。

【14:03】手入れの行き届いた水辺広場横を進む。

【14:06】獣除けガードを出る。

モクレンの白い花が満開だ。

「高平ふるさと交流センター」前を通過する。

交流センターのバックに下山してきた「奥山」が見える。

つくしがたくさん顔を出していた。春だなー！

【14:16】スタートして約３時間２０分ほどで駐車場に戻る。

距離は短いが変化に富んだ面白いコースだ。特にとりで広場からの眺望は素晴らしく、「観福寺」を初めてとして史跡も多い。「高平観福の森」の自然林も美しく、これから花も咲き始めるようだ。「高平観福の森」を外れた「奥山」へのコースが荒れているのが唯一残念だ！！