苔むす渓流、美しい草稜を歩く!「三十三間山」
今日も山登り!関西百名山66座目となる「三十三間山」に登った。滋賀県の高島市と福井県の若狭町の県境にある山だ。いつもの山仲間4人で向かった。
天候に恵まれ、春の花が咲き始め、苔むす渓流や美しい草稜、若狭湾の素晴らしい眺望、良く整備されたコースと予想以上に良いコースで満足の一日だった。
今日のコースは
倉見登山口→林道倉見線→風神の滝→最後の水場→夫婦松→風神→三十三間山→往路引き返し→住吉神社→倉見登山口
活動距離 約7.5km、累計高低差 813m、コースタイム 約3時間半
【9:30】相野駅に7時半集合し、舞鶴道・小浜ICで降り、一般道を走りちょうど2時間で「倉見登山口駐車場」に着く。トイレも整備され、広い駐車場だ。
【9:42】出発準備を整え、スタートする。
大きな案内図がお出迎えだ。
小学生の手作り案内も立つ登山口だ。
その横には立派な石板があり、「三十三間山」の名前の由来が紹介されている。1164年に京都の「三十三間堂」が建立された際にこの山中から棟木を切り出したことに由来するそうだ。
春の山野草が咲き始めている。「ムラサキケマン」
【9:51】シカ除けガードを入る。
今は植林帯となっているがかつては集落があったようだ。石垣が並び、瓦などが散乱する。
気持ち良いスギの植林帯の林道を進む。
傍らには苔むす美しい渓流が流れる。
林道は渓流に沿って進み、癒されながら歩を進める。
【10:04】残り3km、主林道と別れ、支流に沿って右折する。
【10:05】苔むす「風神の滝」に着く。落差は大した事無いが前日の雨か!?水量多く、なかなかの迫力だ。
道幅は狭くなったが、良く整備された道を支流に沿って進む。
【10:17】山頂まで2.4km「最後の水場」を過ぎる。
【10:19】沢と分かれ、山の斜面に入る。
植林帯の中、九十九折に斜面を上る。
【10:23】尾根道に出る。
急坂の支稜線を上る。
【10:48】残り1.5km「夫婦松」を通過する。松は既に朽ちていた。
引き続き支稜線を上る。
【11:15】山頂まで700m「風神」に着く。
【11:16】「風神」からすぐに主稜線に着き、「三十三間山」に向け、左折する。
稜線に出ると気持ち良い大草原が広がる。
展望が広がり、眼下には三方五湖が美しく広がる。天気は良いが春霞か?少し靄っているのが残念だ。
快適に歩を進める。
自然林の中を進む。これは何の林か?
【11;36】標高842.3m「三十三間山」山頂に着く。出発から2時間弱!順調に到着する。
山頂には一等三角点があるのみで木々に囲まれ、展望は効かない。
メンバー4人で記念の一枚。
【11:45】昼食は眺望の良い稜線にしようと早々に下山スタートすると見覚えのある山野草の葉がたくさん!山頂周辺はカタクリの群生地のようだ。後、数週間後にはカタクリの花が咲き乱れるのか?
往路と同じ道を下山進める。
素晴らしい眺望が広がる。
すぐ南の山は「武奈ヶ岳」か?遠くに「琵琶湖」がうっすらと見える。
【11:54】見晴らしの良い草原上で春の日射しを浴びて昼食とする。
若狭湾が広がり、西側遠くには若狭富士「青葉山」の鋭鋒が美しい。
【12:28】30分ほど昼食休憩を取り、下山スタートする。
往路を引き返す。
ミツマタはもう終わりのようだ。清流が美しい!
【13:18】「住吉神社」に立ち寄ろうと左折する。
【13:24】道元禅師の祖父と織田信長ゆかりの「住吉神社」を参拝する。長い歴史を感じる静寂が流れる。
周辺には山野草がたくさん咲いていた。「イカリソウ」
「キイチゴ」
「ウマノアシガタ」他にもたくさんの花々が咲きだし、良い季節になってきた!
【13:40】スタートしてちょうど4時間で「倉見登山口駐車場」に着く。
急坂は無く、危険個所も無い!コース整備、眺望、花々、渓流に大草原とホント良いコースだった。カタクリが咲く頃にでもまた登りたいなぁ!
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