三田里山山歩「快適な尾根歩き!焼山・西鎌倉山」
外出自粛が続くが単独・近所・マイカーなら良いだろうとストレス解消!運動不足解消ハイクに出かけた。
今日の山は我が家から15分ほど本庄地区の「焼山」と「西鎌倉山」だ。写真は武庫川沿いの上本庄のレンゲ畑から見た「焼山」の雄姿だ。
【9:20】JR藍本駅の駅前駐車場に車を置く。
今日のコースは
JR藍本駅→岩倉三角点→焼山→西鎌倉山→藍丸山砦跡→JR藍本駅
距離 10.1km、累計高低差 約520m、コースタイム 約4時間
【9:26】登山口に向けスタートする。交通量の多い国道は避け、畑の中の農道を進む。
橋を渡り、国道176号線を横断し、藍本の集落に向かう。
【9:41】登山口と聞く墓地に着く。
お墓の回りを探すが登山口は見当たらないので右手の空きスペースから林の中に入る。
林の中に入るがコースらしき踏み跡は見つからないが、Mテープを見つけ尾根に向かう。
【9:47】程なく尾根道に出る。驚くほど整備された良い道でテープもいっぱい貼ってある。登山口は墓地よりもう少し左手にあったのか?
コバノミツバツツジはまだまだきれいで快適に尾根道を進む。
標識も出てきて驚く。
【10:19】大岩の横を通過する。
【10:26】標高375.45 点名:岩倉と書かれた四等三角点に着く。
【10:30】コース上に突然水たまりが!これは間違いなくイノシシやシカのヌタ場だろう!?
【10:35】分岐に着き、標識に従って右折する。
【10:45】本荘から藍本に抜ける古道が残る峠に着き、案内に従って「焼山」に向かう。
軽いアップダウンが続き、峠からは上りとなる。
【11:07】「焼山」から「西鎌倉山」に連なる主稜線の三叉路に出て、「焼山」に向かう。
【11:17】登山口の墓地から1時間半ほどで標高455m「焼山」山頂に着く。
「焼山」は元々「岩倉山」と呼ばれたそうだが、山火事がきっかけで「焼山」となったとか?三田の民話で紹介されている。
ここにも四等三角点がある。
残念ながら周囲は樹林に囲まれ眺望はイマイチだ。木の間から「虚空蔵山」が見える。
【11:35】急いで弁当を食べ、来た道を下山スタートする。
この時期はコバノミツバツツジに癒される。
【11:44】主稜線を進み、三叉路に戻り、次に「西鎌倉山」に直進する。
あっという間に「西鎌倉山」山頂横の関電鉄塔♯36が見えてきた。
【12:01】「焼山」から30分足らずで標高460m「西鎌倉山」に着く。
なぜこの山に西が付くのか?近くに鎌倉山は無い。加西市に「ふるさと兵庫100山」にも選定されている「鎌倉山」があるが、ここは東に位置する。
ここも眺望は良くないが鉄塔越しに「白髪岳」が見える。
案内に従って早々にJR藍本駅に向け下山スタートする。
今までコースは明確で全く心配なかったが、この下りは激下りでテープもたびたび見失う。注意が必要だ。
【12:17】標識あり、迷った訳ではないが沢に出た。当初の計画では尾根伝いに峠から「西鎌倉山」北側の山に上り、そこから「越良谷北尾根」を尾根伝いに下山する予定だったが、「越良谷」に下ってしまったようだ。どこで間違ったのか?
テープはしっかりあり、倒木もあるが問題は無く、計画変更し沢に沿って下山することにした。
良い雰囲気の中、沢沿いに進む。
何度か渡渉を繰り返す。
かつてはこの山も生活に密着した里山であった事が伺える炭焼き窯跡を発見!
何の小屋か?小屋の前を通過する。
良く整備された植林帯に出た。
【13:02】続いてコバノミツバツツジが美しい大きなため池横を進む。
武庫川に出て、八重桜が満開の堤を進む。
「虚空蔵山」もきれいに見える。
JR藍本駅に向かって進むと右手の丘の上に変わった建物が見える。時間も早いので行って見ることにした。
【13:37】「藍丸山砦跡」に建つ展望所だった。
室町時代から戦国時代にかけて藍本駅近くの「藍岡山城」の出城としてここに砦があったそうだ。中には詳しい説明も掲げられている。
展望所からは蛇行する武庫川や虚空蔵山の眺めが良い。
横には弁天さんが祀られている。
砦跡下の土手には早くもシャクナゲが咲きだしている。
帰り道、JR西側を歩いていると土手にたくさんイカリソウが咲いていた。こんな身近で見れるとは驚きだ。
【14:02】出発から4時間半あまりでJR藍本駅の駐車場に戻る。途中出会った人は砦跡で一人だけ、登山中は誰にもイノシシにも会いませんでした。
今日のコースは最近お馴染みのヤブ山を予想していたが、道標も多く、テープ類もたくさん見られた。コースも誰かが整備してくれているのか?倒木も少なく踏み跡もしっかりある。眺望はイマイチではあったがアップダウンも少なくツツジも美しき快適な尾根歩きを楽しみ事ができた。「西鎌倉山」の下山ルートは計画とは違った事は残念だが山の会で計画しても良さそうだ。
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