秋日和!紅葉進む京都北山「桟敷ヶ岳」
秋日和!京都府の中で唯一残った関西百名山「桟敷ヶ岳(さじきがたけ)」に山仲間を誘い、車を走らせた。
関西百名山も節目の70座となった。残るは滋賀県北部、奈良県南部、和歌山県と遠隔地ばかり!大変ですね!
今日のコースは
志明院手前の路肩→薬師峠→岩茸山→桟敷ヶ岳→林道登山口→祖父谷林道→雲ヶ畑岩屋橋バス停
距離 8.8㎞、累計高低差 上り 621m、下り 714m、標準コースタイム 約4時間
【9:00】学友T君と雲ヶ畑岩屋橋バス停に集合し、彼の車を置き、私の車で少しでも林道歩きを減らそうと登山口「志明院」に向かう。
車のルートは三田から丹波篠山市、南丹市を経由し一般道を走って京都市に入った。京都市に入ってからの道は対向車が来たらどうしようと思う険しい山道の連続!時間は2時間ほどで変わらないが高速料金がかかるが名神道経由をお勧めする!
【9:10】「志明院」の駐車場に着き、出発準備をしているとオバサンが出てきて登山者の利用はダメ!参拝や駐車料金支払いを申し出るが却下されやむなくメンバーを「志明院」下の登山口に残し、駐車スペースを探して引き返す。
「志明院」は650年役行者創建、弘法大師再興の古刹で映画もののけ姫の発案、京都一のパワースポットと参拝を期待していたのだがその気も失せてしまった。そこそこの駐車スペースあるため有料化し登山とのコラボも検討してほしいものだ。
【9:20】尾根道に通ずる登山道入口横に2-3台置けるスペース有、駐車する。
【9:29】10分ほど車道を上り、「志明院」手前のメンバー待つ登山口に着く。
【9:33】さあ!ようやくスタートです。
【9:39】植林帯を進むがスタート早々、倒木だ。京都北山は2年前の爪痕が多く残っているとは聞いていたがその通りだ。
鴨川の源流となる沢に沿って上るがここも荒れていて注意が必要だ。
【9:49】クリンソウを数株見つけた。当然花は無い。
【9:50】クリンソウ横に朽ちた道標あり!沢はここで分岐するが右の沢を進まねばならない。
紅葉進む自然林の中を沢沿いに上る。
コースは倒木により遮断され荒れている。踏み跡、テープ、GPSを確認しながら注意深く進まねばならない。
【10:03】六地蔵に到着!
スタートからちょうど30分、六地蔵に着けばそこは「薬師峠」、尾根道に出た。
「岩茸山」に向かい右折し、尾根道に入るとすぐに古い墓が並ぶ。
気持ち良い尾根道を軽いアップダウン繰り返し進む。
【10:33】「岩茸山」経由と巻き道の分岐に着き、「岩茸山」を目指す。
「岩茸山」への上りを進む。
【10:51】薬師峠から50分弱で標高811m「岩茸山」山頂に着く。眺望は無い。
古い標識がサポートしてくれる。
紅葉進む尾根道を進む。
相変わらず倒木はあり、迂回しながら進む。
【11:19】一気に視界が開け、関電鉄塔に着く。
送電線に沿って東西の眺望が広がる。西側の眺望だ!
東側には「蓬莱山」「武奈ヶ岳」など比良山系、遠く「伊吹山」を望む。
「桟敷ヶ岳」への最後の上りだ。
【11:31】標高896m「桟敷ヶ岳」山頂に着く。スタートからほぼ2時間、薬師峠から1時間半だ。
山頂からは東側の展望だけが広がる。
二等三角点があるが、先が欠けている。
山頂広場で昼食とする。
メンバー4人揃って記念の一枚です。
【12:11】40分ほど休み、来た道を下山スタートする。
【12:15】関電鉄塔まで戻る。
【12:17】関電鉄塔から巡視路を下る。
関電鉄塔からの急坂を下る。
紅葉進む「桟敷ヶ岳」山頂を望む。
沢沿いに予想を超える急坂で慎重に下る。
続いて林間の急坂となる。
【12:51】35分ほど下り、獣除けネットを2ヶ所をくぐる。
祖父谷川沿いの紅葉は進む。
長い祖父谷林道を進む。
【13:30】雲ヶ畑ベニバナシャクヤク生育地前を通過する。
【13:43】岩屋橋料亭「洛雲荘」前を通過する。
【13:44】T君の車を置く岩屋橋バス停にゴールした。
「桟敷ヶ岳」山頂から約1時間半、スタートからは4時間半弱でのゴールだ。T君の車に乗って、駐車スペースまで戻り、解散する。帰路は京都市内を抜けて京都南ICから名神道に乗り、高速道を乗り継いで帰る。市内の渋滞には少し巻き込まれたもののこちらがやはり正解だ。
今日は好天に恵まれ、紅葉も進み、好条件がそろった。上りはは少し荒れてはいたが変化に富んだ良いコースだが下りは最初は急坂過ぎ注意が必要で林道歩きが長く、単調なコースだ。車2台あれば、林道登山口あたりにデポするのも一案だ。
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