秋晴れの中、360度の眺望が魅力の「由良ケ岳」
秋晴れに恵まれ、山仲間を集い、関西百名山の一つ、丹後の「由良ケ岳」に登った。本来は来月、山の会の月例ハイクで行く予定だったがコロナ禍の中、遠距離のバスはまだリスクあり、近場に変更したためマイカープライベート登山となった。
「丹後由良駅」を過ぎ、左折すると正面に「由良ケ岳」が見えてきた。「丹後富士」と呼ばれているが、この方向だと双耳峰が良くわかる。
今日のコースは
旧「丹後由良荘」上の登山口→鞍部→「由良ケ岳(西峰)」→「由良ケ岳(東峰)」→鞍部→登山口
距離 6km、累計高低差 682m、標準コースタイム 3時間
【9:40】相野駅から舞鶴道、京都縦貫道を舞鶴大江ICで下りて一般道を走り、約100km、1時間40分ほどで旧国民宿舎「丹後由良荘」駐車場に着く。しかし現在は私有地になっているようで駐車位置を登山口下の道路脇に移動して駐車した。
【9:50】登山口下、「山の案内所」前の広場が駐車場になっているようだが、荒れていて中まで入るのは勇気がいる!?もう少し整備をお願いしたいなぁ!?
案内所の中には登山証明書や登山ガイドが置かれていた。ありがとうございます。
【9:52】シカ除けガードから山中に入る。
【9:53】「由良ヶ岳登山道入口」をスタートする。
登山道は長年の水の流れで深く掘られ、歩きづらいスタートだ。
【10:10】標高180m、3合目を進む。きれいな標柱が整備されている。
自然林の中、尾根道を上る。
【10:24】4合目、炭焼窯跡を進む。
【10:32】平成22年度のふるさとの森づくり事業で整備されたようだ。
【10:33】中間点か?5合目を通過する。
マツカゼソウが群生している。
よく整備された植林帯を上る。
一部、紅葉が始まっているが、本格的紅葉にはまだ時間がかかりそうだ。
【11:08】単調な上り坂が続き、登山道から1時間15分で東峰と西峰の鞍部に着く。
まずは西峰に向かう。
気持ち良い尾根道が続く。
【11:14】「モミジのひろば」に着くが紅葉はまだまだ!?
【11:16」休憩広場に着く。
生息する動植物を紹介する看板が並ぶ。
【11:26】眺めの良い岩場を通過する。
【11:28】標高640m、二等三角点のある「由良ケ岳・西峰」山頂に着く。
今日のメンバー4人で記念の一枚!
少し早いが昼食とする。
山頂からは素晴らしい眺望が広がる。宮津湾、丹後半島が広がる。
樹木に少し遮られるが「天橋立」が確認できる。
【12:06】40分ほど休み、東峰に向かいスタートする。
【12:21】鞍部を通過し、東峰に向かう。
気持ち良い尾根道が続く。
東峰山頂への最後の緩やかな上り坂となる。
【12:28】西峰から22分で標高647m「由良ヶ岳・東峰」に着く。こちらの方が7m高く、最高峰だ。
山頂には石垣が詰まれている。ここもかつては山岳修験の拠点の一つであったようだ。
その中央には虚空蔵菩薩が祀られる祠がある。
山頂からの眺望は東峰の方が良く360度の大パノラマが広がる。由良川河口、遠くに円錐型の「青葉山」が美しい。
南には丹波の山々を望み、「大江山」の近さにはびっくりだ。
【12:40】山頂からの素晴らしい眺望を堪能し、来た道を下山スタートする。
【12:47】鞍部に着き、登山口に向け下山スタートする。
快調に下山する。
【13:34】スタートから3時間40分、東峰から1時間足らずで車の駐車場所に戻る。
よく整備はされているコースだが、単調な上り、下りが続く。しかし山頂からの眺望は素晴らしい!!後1ヶ月ほど経てば単調な上り坂も紅葉で楽しませてくれるであろう!?
なかなか進まない関西百名山もこれで69座踏破だ。残るは遠方ばかりで大変だ。
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