激上り!激下り!晩秋の「古光山」
11月も終わりに近づき、本格的冬到来までに登っておこうと急遽、関西百名山、73座目となる「古光山(こごやま)」に向かった。
「古光山」は奈良県高見山地にあり、ススキで有名な「曽爾高原」や「倶留尊山」の南に位置する。
今日のコースは
曽爾高原駐車場→長尾峠→後古光山→古光山→古光山(南峰)→大峠→車道(みつえ高原牧場)→長尾峠→曽爾高原駐車場
距離 7.1km、累計高低差 590m、標準コースタイム 3時間半
【9:15】三田から約2時間半、中国道・近畿道・西名阪道と乗り継ぎ、針ICを出て、一般道を走り、曽爾高原駐車場に着く。
一日800円と少し高い気もしますが、トイレも整備されお勧めです。
出発準備を整える。
【9:32】「古光山」に向け、スタートする。
「長尾峠」を越え、登山口に向かう。
【9:40】登山口から山道に入る。
杉林の中、よく整備された階段が続く。
振り返れば「倶留尊山」が良く見える。
【9:58】クマザサ茂る尾根道に出て、「後古光山」に向け歩を進める。
「後古光山」への急坂を上る。
【10:15】登山口から35分、駐車場から43分で標高892m「後古光山」に着く。
行く手に5つの岩峰に分かれる山容の「古光山」が見えてきた。
よく整備されしっかりと補助ロープが設置されているが、激下りとなる。慎重に歩を進める!
噂通りの激下りが続く。
「古光山」へは一旦鞍部へ大きく下り、上り返さねばならない。
【10:42】峠「フカタワ」に着く。距離はわずか300mほどだが27分もかかっている。
ほぼフラットな道を「古光山」に向かう。
標識はよく整備されていて、進捗はよくわかる・
フラットな道も束の間でまたも激上りとなる。
厳しい岩場の上りが続くが岩肌にはイワカガミの葉が続く。春には疲れを癒してくれるであろう!?
上りで良かったと思わせる激上りが続く。補助ロープがしっかりと養生され、慎重に進めばそれほどの危険性は無いであろう?
振り返れば「後古光山」の鋭鋒が良く見える。
「古光山」への最後の上り!汗と冷や汗で汗だくだ!
【11:14】標高953m「古光山(こごやま)」山頂に着く。「関西百名山」、地元では「ぬるば山」とも呼ばれていたそうだ。
スタートから1時間40分ほど今日は急遽、決定したためM子さんとの二人登山となった。
傍らには三角点あり。
「古光山」山頂は眺め良くない!眺めの良いと聞く「南峰」へ向け稜線を進む。
距離はホントわずかだが変化に富み、楽しませてくれる。
「南峰」が見えてきた。
岩場のやせ尾根を進む。
【11:28】眺めの良い岩場、四峰山頂で昼食とする。
【11:47】朝は良く晴れていたが、曇ってきて、汗も冷えて寒くなってきた。「南峰」に向けスタートする。
【11:50】標高960m「古光山(南峰)」に着く。意外にも「古光山」こちらの方が7m高い!
山頂からは素晴らしい眺望が広がる。
北側には「古光山」「後古光山」「倶留尊山が連なり、北東側には「大洞山」「尼ヶ岳」と関西百名山の名峰が見える。
北西側から「鎧岳」「兜岳」「住塚山」が連なって見える。
【11:59】「南峰」から素晴らしい眺望を楽しみ、「大峠」に向け下山スタートする。
先ほどより勾配は少しマシだが激下りとなる。落ち葉が堆積し、滑りそうで余分な所に力が入る!
落ち葉が堆積し、コースをわかりづらくさせている。
正面に見えるのは関西のマッターホルン「高見山」だ。
慎重に最後の下りとなる。
【12:26】南側の登山口「大峠」に着く。
【12:44】「大峠」からは車道を「曽爾高原駐車場」に戻る。広大な「みつえ高原牧場」前を進む。
正面に「後古光山」を眺めながら進む。
左手には先ほど歩いてきた「古光山」の5つの岩峰を仰ぐ。
他では見れない「牛 横断注意」の標識が立つ。
【13:16】スタートから3時間半あまり北側の登山口を通過する。
【13:23】出発から3時間50分、「曽爾高原駐車場」に戻る。
山道は短く全体の半分ほどしかないが、激上り、激下りと変化に富んだ面白いコースだった。眺望も良く、コース整備も行き届いている。本音を言うと慎重に歩けば危険性は感じないが、神経を使う面倒くさいコースである。
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