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2020年の登り納めは丑待つ山!「牛松山」

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2020年も残り3日となった。年明けのFMラジオやまよもやまばなしに正月らしい山は無いかと思っていたら山友から「牛松山」の紹介あり。山と渓谷1月号の特別企画「丑年に登りたい!牛の山」にも掲載されている。

新年と思ったが天候も不安あり!ならばと急きょ2020年登り納めで京都府亀岡市「牛松山」に向かった。

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今日のコースは

和らぎの道公園駐車場→(鳥居)登山口→金刀比羅神社→牛松山→(国分)登山口→愛宕神社→和らの道公園駐車場

距離 6.8㎞、累計高低差 550m、コースタイム 約3時間

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【8:30】自宅を出て約1時間20分、国道176号線から372号線デカンショ街道を通り亀岡に向かい、和らぎの道公園駐車場に着く。

もっと天気が良い予報だったが深い霧にビックリだ。トイレもあり、お勧めです。

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【8:41】(鳥居)登山口、金刀比羅神社参道入口に向かいスタートする。丹波七福神などお正月準備の幟が並ぶ市街地を進む。

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いつ頃のものか?多くのお地蔵さんが並ぶ。

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登山口に向かい、左折する。

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竹藪を抜け進む。

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苔むす「福性寺」前を通過する。

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歴史を感じさせる「金毘羅道」の石柱が立つ。

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【9:06】獣除けゲートを入る。

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ゲートを入り、左手に4-5台の駐車スペースあり。ゲート手前左手にも広い駐車場あるが、そこは「福性寺」の駐車場で関係者以外は使用禁止されている。

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【9:07】石段を上り、鳥居をくぐり、登山道=参道に入る。

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よく整備された登山道を進む。

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丁石が並ぶ。

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石灯籠も残る。

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【9:18】またも石鳥居あり。よく整備された登山道が緩急を付けながら続く。

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【9:46】日差しが射してきた十一丁を通過する。

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【9:59】東側の展望が開けると一帯は素晴らしい雲海が広がる。

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さらに歩を進める。

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続いて南から南西方向の眺望が広がる。本来は亀岡の町や保津川が見渡せるはずだが、雲海の中で何も見えない。この辺りはこの時期になると保津川から水蒸気が上がり、このような雲海が出るのか?

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【10:17】十八丁の丁石と3つ目の石鳥居に到着。

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【10:19】石鳥居を入るとすぐに金刀比羅神社本殿に着く。スタートから1時間40分、登山口から1時間10分ほどかかった。

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香川県琴平町の金刀比羅宮を総本宮として全国に多くあり海の神様だが、ここでは昔から保津川下りの船頭さんたちに篤く信仰されてきたそうだ。休憩所には保津川遊船企業組合から奉納された小舟が2艘吊るされている。

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【10:25】参拝後、山頂に向かう。

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【10:27】程なくパラボラアンテナの立つ山頂に着く。アンテナの先が広がるのみで他は残念ながら木々に囲まれ眺望は無い。

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【10:27】アンテナ奥に標高636m「牛松山」山頂標識あり。

「牛松山」はもともと石松山と呼ばれたが、山頂で雨ごいのために牛を生け贄として捧げたため「牛松山」となったと言う説もあるとか?

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山頂や登山口には2021年丑年、干支の山として登山者が増えることを想定し、大きな標識が新設されていた。

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このようなコメントも添えられている。牛と麒麟のコラボだ!

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【10:35】続いて国分方向に100mほど下った所にある三角点に立ち寄る。わかりづらい場所なので手製のベンチが目印だ。

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【10:37】続いてテレビ局アンテナ前を通過し、国分方向に下山する。

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新年に向け、整備したのであろう!?急坂には補助の新しいトラロープが張られ、枝は伐採、まとめられている。こちら側の方が傾斜は少し急で落ち葉が積り、滑りやすく注意が必要だ。

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下っていくとまたも霧が深くなってきた。麓の方はまだ霧が晴れていないようだ。

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【11:18】登山口の林道に出る。

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【11:24】愛宕神社に着く。

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愛宕神社は愛宕山の愛宕神社と区別するため国府愛宕神社とも呼ばれ、元愛宕とも呼ばれるそうだ。歴史を感じさせる本殿を参拝する。

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【11:34】参拝を終え、駐車場に向かう。

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和らぎの道を進む。

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【11:41】出発点の和らぎの道公園駐車場に戻る。

想定外の濃霧で山上から亀岡の町や保津川を見ることはできなかったが珍しい雲海を見ることが出来、史跡も多く残り、よく整備された歩きやすいコースで登り納めに相応しい満足登山となった。ラジオでも新年らしい話ができそうだ。

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時間も早いので、亀岡と言えばクライマックスも近いNHK大河ドラマ「麒麟がくる」明智光秀の築いた亀山城跡を見ておこうと車を走らせ城跡の周囲を回るが公園らしき場所や駐車場が見つからない。コンビニに車を停め、ネットで調べると大本教本部となっていて一般開放されているのは南郷公園と呼ばれる一部のみで、昨年設置された光秀像が立つのみだった。

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続いて山頂の看板に紹介されている「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」がある「サンガスタジアム」に立ち寄る。立派な施設は驚きで今日もサッカーの試合があるそうで多くのサポーターで賑わっていた。

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ドラマ館を見学する。山頂標識に書かれていた登山証明書は新年からでまだ配布されていなかった。来年2月14日まで開館されているそうだ。

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ようやく霧が晴れ、サンガスタジアムから保津川越しに丹波富士「牛松山」の雄姿を見ることができた。右手奥に見えるのが「愛宕山」だ。

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