播磨最大の山城「置塩城跡(城山)」に登る。
神戸新聞で「播磨最大の山城、魅力知って 登城者に御城印配布-置塩城跡を継承する会」と言う記事を見つけた。次回配布は2月7日!「置塩城」聞いた事無いが記事を読むと面白そうなので歴史、お城大好き山友に声をかけ、さっそく出かけた。
今日のコースは
置塩城跡登山口駐車場→城山(置塩城跡)→置塩城跡登山口駐車場
活動距離 2.4㎞、累計高低差 336m、標準コースタイム 1時間半
【9:20】三田から中国道夢前SICを出て50分ほどで「置塩城跡登山口」の夢前川河川敷の駐車場に着くと、我々と同じような人たちの車でいっぱい!姫路市夢前町、姫路の中心からは北へ10㎞ほどの場所だ。
【9:27】「置塩城跡登山口」をスタートする。
【9:29】獣除けゲートを入る。
立派な道標が整備されている。
丁石も並ぶ。
良く整備された登山道だが九十九折に急坂が続く。
【9:45】眺めの良い九丁の休憩所を通過する。
汗かき急坂を上る。
【9:51】炭焼窯跡を通過する。
自然林が続き、木の名前が紹介されている。
【9:54】十四丁を通過!一丁は109mのはずだが、ここの一丁は短い気がするが・・・?
【10:02】石垣が残る十八丁に着く。ここからは「置塩城跡」に入ったようだ。
【10:06】ガイドの方に追いつき、案内図に基づき全体概要の説明を受ける。
「置塩城跡」は15世紀後半から16世紀後半にかけて100年ほど播磨地方を統治した赤松氏の中心的な居城で東西600m、南北400mと播磨最大の規模を誇る山城だそうだ。
正式には1469年に築城され、1577年秀吉の播磨攻めで降伏し。1580年に廃城となった。偶然だが今日は大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回だが本能寺の変は1582年、その2年前と言う事か?
所々に崩れかけた石垣が残る城跡を巡る。
まずは「三の丸跡」確かに広い!!
「三の丸跡」で歴史大好きメンバー4人で記念の一枚。
続いて「二の丸跡」。ここが中心で標高349m「城山」となるようで杉林となっているがここも広大なスペースが広がる。
続いて「本丸跡」に向かう。
【10:34】「本丸跡」に着く。ここが最高点370mか?
密を避け、時間をずらして上ってきたが、「本丸跡」は密だ。
配布されていた「御城印」だが、予想外の参加者で我々は後日送ってもらうことになった。
合わせて配布された「置塩城跡案内図」とスタンプ帳。
少し曇ってきたが、北側には「明神山」の格好良い山容が良くわかる。
南側には夢前川の流れが美しいが、その先播磨灘までは見えなかった。
「置塩城跡を継承する会」は若いメンバーで頑張っておられるが、村上会長と記念に一枚!
【10:58】山城跡にも過去多く登ったが、確かに広い!1時間近く散策し、来た道を下山スタートする。
【11:26】30分ほどで登山口の獣除けゲートを出る。
時間も早いので、駐車場前のトイレが整備された「櫃蔵(ひつくら)神社」を参拝する。
境内には梅の花が咲く。
高さ30m、幹の太さ6.6mの大いちょうです。メンバー2人わかりますか?
車で10分足らず「夢乃そば」で昼食とする。
「冷やし鬼おろしかき揚げそば」をいただく。美味!!
今日の予定はこれで終了!少し歩き足りない気もするが、広大な山城で姫路と言えば平城は「姫路城」、山城は「置塩城」と言われるようにしたいと頑張る「置塩城跡を継承する会」の皆さんの熱意も伝わった良いハイクであった。
赤松氏の居城三ヶ所が国の史跡に指定されているそうだ。その三城は「置塩城」と上郡町の「白旗城」、相生市の「感状山城」だそうだ。偶然ではあるが「ふるさと兵庫100山」を踏破した際にそれぞれ「白旗山」「三濃山」に登っている。これで三城とも登った事になった。ナンバー1は間違いなく「置塩城跡」!
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