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春を求めて、南あわじ「諭鶴羽山」に登る。

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緊急事態宣言も継続が決まり、他府県への山行は自粛継続を心掛けているが、淡路島は県内で且つ神戸ナンバーでもあるし、平日で密も避けられるであろうと山友誘って南あわじ市「諭鶴羽山(ゆづるはさん)」に春を求めて2年ぶりに出かけた。

写真は「諭鶴羽ダム」から右奥「諭鶴羽山」を望む。

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今日の予定は

諭鶴羽ダムサイト→登山口→裏参道→諭鶴羽山→諭鶴羽神社(往復)

距離 6.9km、累計高低差 約590m、標準コースタイム 2時間半

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【8:55】三田を出発して高速を乗り継ぎ、洲本ICを出て1時間半足らずで「諭鶴羽ダム」サイトの公園駐車場に車を置かせてもらう。

「諭鶴羽山」に登るのは4回目だが、裏参道から上るのは山の会の月例以来6年ぶりだ。

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桜の木にはメジロがお出迎え。

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【9:05】トイレも整備される公園で出発準備を整え、スタートする。

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【9:08】登山口の急階段を上る。「諭鶴羽神社」まで山頂経由して28丁、3.4㎞とある。

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スタート早々厳しい上り坂が続く。

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【9:17】尾根道に出て、「牛内ダム」からの近畿自然歩道と合流する。

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【9:22】尾根道を進むと間もなく「神倉(かんのくら)神社」の小さな祠に着く。「諭鶴羽神社」の摂社で平成29年に建て替えられたようだ。

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祠の傍らにはかつて修験の山である事を示す「役行者」の石像が立つ。

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歩きやすい気持ち良い尾根道を快調に進む。

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所々に丁石地蔵が残り、標識も整備されて迷う心配は無い。

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【10:11】登山口からほぼ1時間で標高607.9m、「諭鶴羽山(ゆづるはさん)」に到着する。

淡路島最高峰で関西百名山、ふるさと兵庫100山にも選定され、一等三角点がある。

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山頂からは素晴らしい眺望が広がるのだがPM2.5か黄砂か?最近霞んでいる日が多い!

大鳴門橋から四国が見える。

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大阪湾側は逆光でより見えずらいが友ヶ島が見える。

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地元のハイカーと話をすると昔から眺め良い山頂は「八州展望所」と呼ばれているそうだ。山頂標識にも旧国名が刻まれているが良く見える播磨が抜けていると教えてくれた。確かに!?

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メンバー4人で記念の一枚。

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【10:29】20分ほど山頂で休み。「諭鶴羽神社」に向け、下山スタートする。

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【10:40】10分ほどで「諭鶴羽神社」に着き、参拝する。

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境内にはその名の由来となった御神木「ゆずりは木」が多くある。

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県の天然記念物にも指定されているアカガシの森を散策する。

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いつものお神酒(無かったが)の横に今年は消毒液が並ぶ!

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少し早いが神社横、日当たりの良い「休憩所 ゆずりは山荘」前で昼食とする。ポカポカ気持ち良い場所だ。

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【11:20】下山後「灘黒岩水仙郷」に行くことにしているが、「諭鶴羽山」初のお二人は表参道を下山し、歩いて水仙郷に向かってもらい、Uさんと私は裏参道を引き返し、車で水仙郷に向かうことにした。山頂に向けスタートする。

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【11:29】食後の上り坂はきつい!山頂周辺には多くのアンテナ立つが、最大のテレビアンテナ前を進む。

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【11:31】再び「諭鶴羽山」山頂に着く。

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歩きやすい裏参道の尾根道を快調に下る。

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【12:11】40分ほどで登山口に下山する。

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【12:15】スタートから3時間10分、意外に早くダムサイト公園駐車場に戻る。バックには格好良い「諭鶴羽山」が見える。

急いで「灘黒岩水仙郷」に向かう。

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【12:55】表参道下山組はすでに着いていたが30分ほど車を走らせ「灘黒岩水仙郷」に着く。

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入るとすぐに来年は休園の掲示があり、何故と思ったが園内を見て回りその理由が良くわかった。

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甘い水仙の香りを感じながら水仙郷を回る。

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「沼島」が美しく見える。

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暖かい日差しを浴び、スイセンだけでなく菜の花、白梅、紅梅も満開で南あわじは早くも春到来だ。

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しかしながら広大な日当たり最高な南斜面にはほとんどスイセンの花は見当たらない。2年前に来た時には所狭しと咲き乱れていたのだが、どうしたことか?これが来年休園の理由だった。

園の方と話したが、存亡の危機にもなりかねない大ピンチに陥っているようだ。開花時期2ヶ月のための一年間、急斜面の準備、手入れ大変であろう!?入園料600円は安いか?

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メンバー4人再集合して記念の一枚です。

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帰り道、淡路SAで休憩!いつ見ても異国情緒感じるこの光景は素晴らしい!

暖かい日差しに恵まれ、快適なハイクを楽しむことができた。裏参道の方が歩きやすい、良いコースであることが再認識できた。気がかりは「灘黒岩水仙郷」だが再来年の復活を是非願いたい。

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