花咲き眺め良し!丹波の名峰「三尾山」
ネット情報を見ていると丹波の名峰「三尾山」でイワウチワが満開だとか!?そんな近場でイワウチワが見れるとは知らなかったが是非見てみようと5年ぶりとなる「三尾山」に向かった。
今日のコースは
佐仲ダム湖畔→佐仲峠→三尾山(主峰、西峰、東峰)→鏡峠(手前分岐)→佐仲ダム湖畔
距離 6.1㎞、累計高低差 約580m、標準コースタイム 3時間40分
【9:35】気持ち良い青空が広がり、我が家から35分ほどで丹波篠山の佐仲ダム湖畔の駐車スペースに着く。
前回は丹波市側から登ったが、篠山側から登るのは初めてだ。
【9:43】標識に従って舗装された林道をスタートする。
美しい新緑の中緩やかな上り坂を進む。
石畳の残る古道を進む。
【10:10】スタートから30分足らずで佐仲峠に着く。
この道は昔の古道で峠のお地蔵さんが祀られていた。以前麓の春日町に住んでおられた老夫婦が久しぶりにやって来たそうで掃除をされていた。
きれいに洗われ、花を供えられた峠のお地蔵さん
峠から登山道に入ると見事な青もみじが広がる。
徐々に急坂となる。
【10:27】尾根道に合流する。
尾根道を進むと前方に「三尾山」山頂が見えてきた。
岩場となるとヒカゲツツジが登場だ。満開は過ぎているが何とか間に合ったようだ。
アセビはまだまだ満開!
岩場を上る。
【10:34】スタートから約50分で標高586m「三尾山(主峰)」山頂に着く。
3つのピークを持ち、舞鶴道を走っていてもその山容は目を引く丹波の名峰で「ふるさと兵庫100山」にも選定されている。戦国時代には「黒井城」の支城「三尾城」があったそうだ。やはり光秀の丹波攻めで滅びたそうだ。
山頂からは360度の素晴らしい眺望が広がる。春日の町から黒井城も見渡せる。
5年ほど前に登った時より眺めが良くなっている。黒井城や金山同様に「麒麟がくる」放映にあたり山頂周囲の木を伐採したようだ。
峰が続く「鋸山」が見え、その先には「西ヶ嶽」「三嶽」と多紀連山が良く見える。
南に見えるのは「夏栗山」。奥に見えるのは「白髪岳」「松尾山」か!?
続いて「三尾山(西峰)」に向かう。
【10:48】「三尾山(西峰)」に着く。ここは未整備で眺望も良くなく標識も見当たらない。
【10:58】春日町中山からのルート合流し前回はここから上った事を思い出す。「前三尾」に向かう。
【11:02】「三尾山(東峰)」通称「前三尾」に着く。小さな広場となっている。
手作りの「前三尾」標識あり。
傍らには「やれやれ地蔵」があり、その後、お供え、清掃に向かう峠で出会ったご夫妻と再会する。頭が下がる思いだ。
ここからも丹波市側の素晴らしい眺望が広がる。
【11:17】来た道を引き返す。
「三尾山」の主峰、西峰が見える。
【11:20】「三尾山(主峰)」に引き返し、ベンチで昼食とする。
【11:34】昼食を終え、下山スタートする。
北側の山はふるさと兵庫100山「妙高山」か!?
【11:38】分岐まで戻り、「鏡峠」に尾根伝いに進む。
振り返ると「三尾山」の3つのピークが見える。
尾根伝いに岩場を上ったり下ったりして進む。そろそろイワウチワの群生地があるはずだが見つからない。同じ目的のハイカーと情報交換しながら行ったり来たり見つからない。
【11:15】30分ほど彷徨って鏡峠から歩いてきたハイカーに聞いてわかった。思ったより東側の鞍部だった。北斜面になぜここだけこれほど群生しているのか驚くほどの大群生地だ。
急斜面で足場悪く、入り込むと傷つけてしまいそうで撮影が大変!周囲も木に囲まれ暗くピントが合わせづらい。やはりピントが甘かったな!?
時期的にはギリギリ間に合ったというところか?しかしもっと寒い場所、積雪地区でしか見れないと思っていたがこんな近い所で見れるとは感激です。毎年見に来るようにしよう!
【12:37】発見まで時間を要したが無事発見でき、尾根道を東に進む。「覗岩」に着く。
「覗岩」からの眺望。左手の山は「三尾山(東峰)」=前三尾だ。
この尾根道も分水界の径のようだ。
広々とした尾根道となり、快調に歩を進める。
【13:02】「鏡峠」手前の分岐から「佐仲峠口」方向に下山する。
2年前「鋸山」に登った時に「鏡峠」から下山しようとしたが荒れていてここから下山したことを思い出す。
花を見ながら林道を下る。「コバノミツバツツジ」
「ヤマザクラ」か?
「フデリンドウ」
「ノイバラ」?
「ギブシ」
新緑の中、気持ち良い林道が続く。
【13:22】往路の林道と合流する。
【13;29】スタートから4時間弱で出発点の佐仲ダム湖畔の駐車スペースに着く。
5年ぶりの「三尾山」で記憶が曖昧だったが、家からも近く、イワウチワ、ヒカゲツツジなど花いっぱいで、眺め良く、コースも変化に富みとても気に入った。毎年この時期に登るようにしよう!
ついでに周辺を散策。桜もきれいであったろう!?
釣り堀にもなっている。
昔は交通の要所であったようだ。古い道標も残る。
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